パリ+リスボン街歩き  (36) セーヌ右岸(続き×2)。

この日は、セーヌ右岸マレ地区を歩き、ポンピドゥーへ行き、6時すぎメトロのオペラ駅へ行った。デパートで買いたいものがあった。で、ギャルリー・ラファイエットへ行こう、と思ったのだ。
オペラ駅、オペラ座のまん前に出る出入り口がある。

オペラ・ガルニエ。
フランス革命200周年を記念し、1989年にミッテランがバスティーユに新しいオペラ座を造って以来、ガルニエは、古いオペラ座となった。でも、中は絢爛豪華この上ない。欧州各地のオペラハウス幾らかは行ったが、私の知る限り、オペラ・ガルニエが最上位。

真後ろを振り向けば、オペラ大通りが真っすぐに延びている。

ギャルリー・ラファイエットの方へ歩くと、近くのブラッスリーのギャルソンが、道端でタバコを吸っている。ヨーロッパ、屋内禁煙。喫煙は外で、という決まりだから。
でも、さすがセーヌ右岸のオペラ座近辺である。ギャルソンの白い前掛け、とても清潔。汚れていない。セーヌ右岸、オペラ座界隈である。

ギャルリー・ラファイエット本館、閉まっていた。
実は、孫娘への土産を買いたかった。シャレた靴とベレー帽を買いたかった。しかし、ギャルリー・ラファイエットでは買えなかった。閉まっていた。
靴は、その何日か後、スーパーマーケットで買った。でも、ベレー帽、赤ん坊のベレー帽の方は、どこにもなかった。

ギャルリー・ラファイエットの隣り、プランタンも閉まっていた。
まだ6時すぎなのに、なんで閉まっているのだ、と思っていたが、この日、日曜日だったのだ。日本では、デパートは日曜日にも開いているが、フランスではお休み。だから、この日、あちこちの店、閉めていたところが多かった。
なお、プランタンのウインドーには、”プランタンのご馳走”、”春のご馳走”、と書いてある。他の季節には、どうなるのであろう。頭を捻って、何かを捻りだすのであろうな。

プランタンのショウ・ウインドー。ルイ・ヴィトンのウインドーである。
後ろの景色が、多く写りこんでいる。ルイ・ヴィトン、バッグを飾ってあったが、何か花火のような、というウインドーである。

オペラ座の後ろの姿。
今のパリを造ったオスマンの名を冠したオスマン通りから眺めたオペラ・ガルニエの背面。

そのすぐ側に、ユニクロがある。
ユニクロ、今、これと言う町には、必ずあるな。