1月17日。

今日、1月17日。阪神淡路大震災の日。17年になる。
内側のことはよくは解からない。しかし、外側から見た神戸、完全に元に服している。もう17年経ったんだ。
昨年、東日本大震災に襲われた。阪神淡路から、もう17年も、と思ったが、まだ、たった17年しか経っていない、とも言える。同じ国で。狭く細長い国の西と東で。16年の間に、大震災が2度も。北や南でも、中央部でも起こり得る。いついかなる時でも。
今日、神戸でも東北の地でも、共に追悼、鎮魂の行事が行なわれた。共に祈る。日本、時折り大震災に見舞われる国であることを、改めて考える。
今日、初場所10日目。稀勢と奨菊の一番が組まれた。
新大関の稀勢の里、昨日を終わって1敗、期待に応えている。大関2場所目の琴奨菊はつまづいた。昨日まで、すでに4敗。でも、この二人の一番は特別だ。稀勢と奨菊、この二人にこれからの大相撲を背負ってもらいたい、と多くの人は思っているのだから。
稀勢、奨菊に合口が悪い。前場所まで、11勝24敗。直近6場所、6連敗。何が何でも勝ちたかったのだろう、情けない相撲を取った。
稀勢、立会い変化した。勝ちゃいいのか、稀勢は。残念だ。他の力士ならいざ知らず、稀勢があんな相撲を取っちゃいけない。ましてや奨菊相手に。奨菊に失礼だし、稀勢ファン、相撲ファンにも失礼。
結びの一番、白鵬相手に、21回目の対戦で初めて土をつけた鶴竜の力相撲があった。鶴竜、立派な相撲を取った。余計に、稀勢の相撲の情けなさが募る。