大山詣。

四六時中山歩きに行っているHに誘われ、学生時代の仲間6人で、大山詣でに行った。
小田急の伊勢原からタクシーでケーブル駅の近くまで行き、ケーブルカーで阿夫利神社駅まで上がった。
標高700メートル近くあるそうだ。随分高い。

ケーブルの駅からの遠望。
随分登ってきた。左手奥に、伊勢原の町が霞んで見える。

ケーブル駅の近くに、大山・日向ハイキングコース案内図があった。私たちは、見晴台を目指す。
この図には、所要時間30分となっているが、とんでもない。5割増しの時間がかかる。
他の数値もそうであろう。5割増しの時間がかかるのであろう。

見晴台から仰ぎ見た大山の頂。
コブが二つあるが、左の峰が、大山山頂らしい。ケーブルの駅で貰ったリーフレットには、標高1252メートルと書いてある。
この山頂に、阿夫利神社の本社があるそうだ。
見晴台で昼飯を食った。
私は、朝、コンビニで買ったおにぎり二つしか持っていないが、S夫婦は手作りのこんにゃくと糠漬、また、どういうわけだか、夫婦仲がやけにいいIのカミさんは、朝早くから作った卵焼きやから揚げなどを亭主に持たせている。SもIも、共に人数分を。それらを、ありがたく頂戴する。
昼食後、私を除く男4人は、大山の頂上を目指し歩いて行く。2時間半後、にケーブルの駅で待ち合わせることにして。
私とSのカミさん(彼女も学生時代からの仲間)は、残る。
見晴台は、標高770メートル。ケーブルの駅との標高差は、7〜80メートル。それでも、相当ハードなのに、標高差500メートル近くの山頂になど、私が歩けるはずがない。

ゆっくりと、見晴台から下を見る。
下の方に伊勢原の町が朧に見える。
山頂に行った連中に後で聞くと、山の上からは丹沢山系や富士山が見えたそうだが、富士山など、新幹線の窓からでも見える。

山並みが見える。
右手奥の方は、どうも海らしい。

全山、新緑だ。

ゆっくりと来た道を戻り、阿夫利神社下社の階段下の茶店でコーヒーを飲む。
この近辺も、新緑に染まっている。

頂上へ歩いて行った4人組を、ケーブルの駅で待つ。
ここでも、十分登ってきた感、湧いてくる。青葉若葉もあるし。
彼らが戻ってきたのは、予定より1時間近く後。やはり、案内図の所要時間は、5割増し程度はかかるんだ。

ケーブルカー、小さなトンネルが幾つかある。
鮮やかな新緑が、トンネルの壁にも映りこむ。