パラリンピック、男子走り幅跳び決勝 T42(切断、機能)。


速いものだ。
リオパラリンピック、今日ですべての競技が終わる。

車いすラグビーは健闘した。
予選リーグで世界ランク1位のアメリカと競り合った。

延長に入り、56対55。

残り4.8秒、会場はUSA、USA。

日本、57対56、1点差で敗れる。
が、予選2位で決勝へ進む。

競泳視覚障害の木村敬一、出場4種目でメダルを取り、5種目目の200メートル個人メドレーSM11(視覚)に挑んだ。
しかし、5つつ目のメダルはならなかった。リオでの木村敬一、銀2、銅2であった。

で、この言葉。得意のバタフライで金を逸したのが痛かった。



リオパラリンピック、大詰めである。
今現在、中国は100以上の金メダルを取っているというのに、日本は金メダル0(ゼロ)。

最後の砦が、山本篤。

走り幅跳びT42。
ここからは昨夜のライブ映像。

決勝へ臨む8選手。
左から3人目、ドイツのポポフ、4人目のデンマークのヨーゲンセン、そして6人目の日本の山本篤、この3人の金メダル争いだそうだ。
7人目、つまり右から2人目のスリランカの選手は両足がある。が、機能障害だそうだ。右端のアメリカのの選手は両足が大腿部からない。
T42ではあるが、その障害の度合い異なっている。

1回目の跳躍、ドイツのポポフ、大きな跳躍を行なった。6メートル70センチ。
この数値が、すべてであった。

トラック中距離のスタートを思わせるスタートをするデンマークのヨーゲンセンも調子がよさそうだ。

山本篤の1回目はファールであった。

両足を大腿部から切断し、共に義足であるアメリカの選手。
趣がある。

助走、走る。

距離はでないが。

ドイツのポポフの跳躍、安定している。

山本篤の個人応援団の皆様方かな。

山本篤、二度目のチャレンジ。

が、またも失敗。山本篤だけがここまで記録なし。

山本篤の3回目の跳躍。

6メートル47センチ。

ここまで3着となる。

両足義足のアメリカのウッズ。その助走、とても幻想的に思える。

ドイツのポポフの助走、力強い。

コンスタントに6メートル50を超える。

山本篤、6回目の跳躍を終える。
ポポフの記録には8センチ及ばなかった。

ポポフとハグ。

3位となり、国旗を纏ったデンマークの選手ともハグ。

公式の結果。
1位 ドイツのポポフ、2位 日本の山本篤、そして3位は、である。
ダニエル・ワグネルとなっている。
実はここまでのライブ映像、DANIEL WAGNERとなっていた。しかし、NHKの日本語表記は、デンマークのヨーゲンセンとなっていた。

試合後の日の丸を背負った山本篤のこの場面でも。
おかしい。どちらかが間違っているに違いない。
世界に配信されている映像に間違いがあることはなかろう。ということは、NHKの間違いのミスということか。

それはどうあれ、山本篤、日の丸を背負い競技場を走る。
山本篤が2位となった。敗れた。
これで、日本の金メダルはなくなった。



今日のパラリンピックタイム。

男子走り幅跳びT44(切断、機能)の決勝。
T44は、膝から下を切断したクラスである。
マルクス・レームがリオ五輪走り幅跳びの優勝記録を超えることを狙う。

それにはあと少し足らなかったが、レーム、堂々たる記録、ロンドンに続き2連覇。

他のメダリストとともに リオのッスタジオに出ていた木村敬一、あの出場5種目中4種目でメダルを取った木村敬一であるが語っている時に、速報テロップが流れた。

日本、車いすラグビーで銅メダルを取った、と。


銅メダル、凄い。



日本、リオパラリンピックでは金メダルをとることはできなかった。
フラッグ・ハンドオーバー・セレモニーのためにリオ入りしている小池百合子、今日、何らかの会場で挨拶していた。
小池百合子の英語、上手い。安倍晋三、岸田文雄、稲田朋美、その他今の政治家の方々に較べ、格段に上手かった。
若いころ、カイロで使っていた言葉は英語であったであろうから。