パラリンピック、閉会式。


リオの夜は日本の朝。
リオでのパラリンピック、閉会式となった。目覚ましをかけておいたが、起きるのはきつい。時計が鳴る度に止めるところを押す。
きりがない。

やっと起きた時には、選手入場も終わっていた。

「こおろぎ」って、コオロギだよな。
自然の中にいる虫のコオロギ、ブラジルのコオロギだ。

この人、難民選手団の中の選手。何らかの表彰を受けていたのかもしれない。
「傷を負っても、そんなことにはかまってられない」ってこと。パラリンピアンだ。

パラリンピック協会の副会長が二人の選手を表彰している。それと共に左の男も。この男、サムスン・ブラジルの副社長。サムスンについては何年か前に記したことがある。ソウルのサムスン美術館について。サムスン、目の付け所が鋭いんだ。パラリンピックへも。
リオパラリンピック、ニッサンの関与が目立ったが、日本企業の関与はそれのみ。日本の電機業界、サムスンに太刀打ちできるのか。

これは何だったのか。
分からない。

リオ市長からのパラリンピック旗の引き継ぎ、フラッグ・ハンドオーバー・セレモニーが始まった。
東京都知事の小池百合子、上着は鮮やかな黄色。下は白の、ウッ、懐かしのパンタロンのパンツで決めた小池百合子、パラリンピック旗を受けとった。

東京都知事、小池百合子でよかったよ。
どんくさい増田寛也や鳥越俊太郎では、任に耐えられなかったであろう。

オブリガード、アリガト、の文字、オリンピックの時と同じ。
さまざまな言葉で示される。

ここからは東京発のパフォーマンス。

いきなりこれ。
初のパラリンピックは、1964年のことである。
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で、東京、そのことを「どうだ」と自慢するのかと思ったら、こう言うんだ。

普通の人なんだ。

義足のモデル、GIMICO。

2020年の東京パラリンピック。

エッジがきいたものが出てくる。

大前光一。

片足義足のダンサーである。

着流しの妖しげな男が登場する。
座頭市か?

檜山晃。視覚障碍者、目が見えない。

枕草子、1000年前の書を心眼で読む。

両足を切断した人。

アグレッシブ。

目が見えない檜山晃が、再び。

”Don't go astray"。

「アイ ウォナ あなたと共に」。

東京のパフォーマンスは続く。

富士山にスカイツリー、東京タワー、都庁、・・・。
「東京でお会いしましょう」。

マラカナン競技場、光と音に包まれる。

これは競技場のブラジルの人であろう。
この後、どうも眠ってしまった。
写真もなければ記憶もない。1、2時間後気がついた時には、リオパラリンピックの閉会式は終わっていた。