前震、本震、余震。

一昨日夜の熊本大地震、9人の方が亡くなった。マグニチュード6.5、震度7というのだから驚いた。
が、今朝起きたら、また驚いた。今日未明にマグニチュード7.3、震度6強の地震が起こった、という。死者も多く出ている、という。今夜現在、今日未明の地震での死者は32人。一昨日夜の大地震よりも多い。
専門家が言うには、一昨日夜の大地震は謂わば前ぶれの前震で、今日未明の地震が本震なのだそうだ。前震なんてものがあるのか。初めて知った。それにしてもデカイ前ぶれだ。
さらに今回の熊本大地震、余震も多い。300回をはるかに超えている。内14回は、震度5を超えたもの。熊本県の人たち、不安な時間が続いている。
広島大学の名誉教授であったか専門家の先生が、活断層が地表に現れている、と言っていた。
建造物にしろ何にしろ、人間が営む世界は、地球の表面のごくわずかなところで営まれている。地球内部の地層、活断層が何かの拍子にずれれば、地表わずかな幅で営まれている人間の世界なんてひとたまりもない。
その活断層、この狭い日本国に2000以上ある、という。いつ何時どうなるかは解らないが、今回は原発が絡まなくてよかった。不幸中の幸い、と言える。
夜となった。
今夜から明日朝にかけ熊本地方は大雨が降る、との予報。そうなりゃゆるんだ地盤での土砂災害の恐れもある。
今は、熊本地方の雨量が少ないことを祈る。