足利CON展(9) 大きな靴屋だったんだ。

久しぶりで、一昨日、昨日と写真の取りこみができなかった。
「大きな靴屋だったんだ」というタイトルと、どういうワケかその前日のクリスマス薬局のアース蚊取り器の写真が入っている。久しぶりの不具合である。
その間、京都で恐ろしい事件が起こった。34人が殺され、ほぼ同数の人が重軽傷を負っている。映画はよく見るようにしているが、アニメはほとんど観ていない。近場で思い出すのは、一昨年の片淵須直の「この世界の片隅に」ぐらい。広島を扱ったアニメ、素晴らしい作品であった。
が、やはりアニメには、日常さほど食指が動かない。だから、京都アニメの代表作も観ていない。しかし、これは理不尽な凶行だ。ムルソーを思わせる。


一昨日のタイトル「大きな靴屋だったんだ」、そして一行目の「イヤー、大きな靴屋さんである」はそのままに、その後を続ける。

で、イヤー、大きな靴屋さんである。
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足利のメインストリートに面した旧モテギ靴店。
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中へ入る。店内は広い。
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大きな靴屋さんだったんだ。
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この壁面には・・・
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中野愛子の写真作品。
≪RISA IS IN ASHIKAGA≫。
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足利の観光大使。
ふるいつきたいほどの美人でないところがいいね。
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このコーナー。
二階への階段のあちこちに多くの作品が。
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作家は山崎小枝子。タイトルは≪in a head≫。
作家・山崎小枝子、パワフルだ。
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ここ・・・
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歯をむき出し、睨んでいる。
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ここにも・・・
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ここも・・・
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ユニークな造形だ。
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二階への階段の上に、<あなたの足もとにさわやかな演出を>、という言葉が見える。
10年前まで靴店を商っていたころの「モテギ靴店」のフレーズが残っている。
大きな靴屋さんだったんだ。
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このようなコーナーがあった。
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足利駅のスケッチ。
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このような。
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アンケートに応えたら、絵葉書をくれるという。
私も応え、足利の絵葉書をもらった。


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ここにもこの白いものがあった。
牛乳パック再生紙で制作された不思議な子供の像。
高橋理加の作品。
ボランティアの人が、抱き上げてくださいと言う。
抱き上げると・・・
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このようなものが現れた。
10体あるということが記されているが、私が見たのは3体だけである。
もっとも足利市内でもすべての会場を周ったワケではなく、その半分程度を周ったに過ぎないので。


今日、美術評論家・早見堯からメールが来ていた。
足利CON展に関し。
その中の幾節かを。

<「クリスマス」という薬屋さんはたしかにおもしろいですが、「クリスマス」は、文字を置き換えるアナグラムだと、クスリ有りマスとなったりするので、クスリ屋にはふさわしい名前だと思いました。
なにかヒントは?ということで、前にさかのぼって、「足利COM」9回分を読み返しました。
読み返しているときに、もしかしたら、こういう風に何度も読ませる新手の戦略なのかも!?とも思ったりしました(^_*)
それで、浅学のわたしの知恵を総動員して考えました。
足利アートクロス=足(アース)利(蚊が)アート(アットいうまに)クロス(殺す=殺される)
足利アートクロス=足利サンタクロス
*「クリスマス=クスリ有りマス」との関係で。一説によると、イエス・キリストは混乱する地中海世界に「病気治しの治癒神」として登場して弱者から信頼を集めたということです。たとえば、ライ病患者に親しく接して話を聞いてあげると、ライ病患者の「目からウロコ(=かさぶた)」が落ちたなど。>、と。


私もヒマだが、早見堯もヒマである模様。
私は、映画を観に行くか図書館に行くか、その帰りに居酒屋へ行くか、という日常を過ごしている。今は、大相撲中継を見る、ということが挟まる。
今日は病院の予約があったのだが、暑いのでキャンセルした。
で、相撲中継を見ていた。


このようにして時が流れていくということが、よく分かる。