東博初もうで イノシシ。
亥の年、東博にはさまざまなイノシシがいた。
元々日本には、全国あちこちにイノシシがいたそうだ。狩猟の対象とされたり食用となったり。多産であるので、豊饒の象徴でもあったという。
昨日、特別1室と特別2室に集められた「東博のイノシシ」を。
特別1室。
4、5センチあるかどうかという小さなもの。
国宝なんだ。
こういう絵柄が打ち出されている。
アジアの宗教は、ヒンドゥー教の影響を受けているものが多い。
上の「仏教のなかのイノシシ1」にも記されているように、ヒンドゥーのヴィシュヌ神の化身のひとつが猪。
なお、ヴィシュヌ神には10のアヴァターラ(化身)がある。亀とか半魚半人とか半獅子半人とか、私たちには「ヘー、どうして」と思えるブッダもそのひとつである。ブッダはせいぜい2500年前の人であるからね。
上のお釈迦さまの涅槃図の下の方の右手の方、大きな牛のように見えるものの左にイノシシがいる。
実は、今日も出かけていた。とても面白い時間を過ごした。帰りは居酒屋に寄り、今日明日限定の七福鍋というものを食い少し飲んだ。帰ってきてから、より飲んでいる。
よって、続き、明日にする。