バンコク散歩(4) ワット・ポー。
バンコク三大寺院というものがあるそうだ。
奈良で言えば東大寺と法隆寺のふたつにあとひとつ、興福寺か唐招提寺か薬師寺あたりからどれかを加えたもの。京都で言えば清水寺と知恩院にあとひとつ、東福寺か仁和寺か南禅寺か天龍寺あたりからお好みの寺をひとつ加えたもの。そのようなものと同じであろう。
いずれも多くのお寺を持つ町で、上位3つはこれだろうというお寺である。その歴史や規模などに加えてポピュラリティーも加味される。
で、バンコク三大寺院は、一昨日、昨日に記したワット・プラケオとワット・アルンに今日のワット・ポーを加えたものをさすようだ。
ワット・アルンから渡し船に乗りチャオプラヤー川を戻る。
チャオプラヤー川、案外波立っている。
対岸へ渡りすぐにワット・ポーへ。
ワット・ポー、大きな寺域を持つ寺のようだが、ガイドが案内したのは巨大なお釈迦さまが横たわっている涅槃仏のお堂。
この中に全長46メートル、高さ10数メートルの釈迦の涅槃像が祀られている。
涅槃仏、全身金箔で覆われている。
幾つもの柱の間から涅槃仏を見ることができる。
大勢の人の間に挟まれ10分か20分ぐらいであったであろうか、黄金に輝く釈迦涅槃仏の周りを廻った。以下、柱と柱の間に切り取った釈迦涅槃の様を。ネームは省く。
寝釈迦像の周りをひと回りする。
皆さん、お堂に入る時に脱いだ靴を履く。
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お堂前。
多くの仏塔が。
実はワット・ポー、タイ式マッサージの総本山でもあるらしい。
このような図や・・・
このようなものも。
仏塔。
多くの仏塔が現われる。
その仏塔に近寄ると。
その表面、砕いた陶器の破片で覆われている。それが光る。