GROUP表現 11−女ー展。

第11回となるGROUP表現展、今年のお題は「女」。

京橋のgalerie SOLEIL。

ギャルリー・ソレイユ、小ぶりな細っこい画廊である。中へ入ると左の方に大きな人がいる。
見たことがある人だなと思う。このグループの世話人のような廣瀬創さんであった。

山本宣史・山宣の作品はここに。
左の作品は、≪坐る女A≫。
右の作品は、横たわる裸婦が描かれている。しかし、その前にネコがいる。どうして? タイトルは、≪寝女≫。が、そこには「ねこ」とルビがふられている。なるほどねー。
山宣、こういう遊びが好きなんだ。山宣、「遊びをせんとて」の男だから。

ここにも山宣の作品がある。
左の作品。タイトルは、≪坐る女B≫。ンッ、見たことがある。

5年ほど前、新宿ゴールデン街のバー十月での山本宣史展が初出。その折りの≪艶≫が変化したんだ。

廣瀬創の作品。
左は、≪ある女Ⅰ≫。右は、≪ある女Ⅱ≫。
何と言うか、味のある作品である。
廣瀬創さんにお会いしたのはソチ五輪の時だった。ピョンチャンの前のオリンピックだから4年前になる。オリンピックの話からテレビの話になった。と、廣瀬さん、テレビを見ない、やめた、と言う。だから、飯を食ったら寝るんだ、と話していた。
山宣の作品と共に私のブログに載せてもいいですかとのことに、「どうぞ、どうぞ」と答えてくれた。
今回も、「どうぞ、どうぞ」、と。

廣瀬さん、お題の「女」の他に富士山を描いたものも出展していた。
左は、≪イメージとしての富士(1)≫。右は、≪イメージとしての富士(2)≫。映りこみがあるが、いい作品である。趣きがある。
この日、時間がなく廣瀬さんとさほどの話をすることはできなかった。
急いでギャラリーを出ると、表の端の方に細長いディスプレイがあることに気がついた。

これである。3点の作品が飾られている。
上から、山本宣史≪女(ひと)−坐る≫、廣瀬創≪幻想の不二(1)≫、廣瀬創≪幻想の不二(2)≫。洒落てる。


関学のアメフト部が記者会見を行なった。
日大アメフト部への抗議書に対する日大からの回答書を受けての関学側の対応。日大のコメント全文も明らかにされた。
日大アメフト部、どのような状況にあるのか全く解っていない。回答になっていない。
日大、いったい何を考えてんだ。監督はじめ責任者が誰ひとり公の場に出てこない。隠れている。キチンとした謝罪もない。
監督と選手の受けとり方の乖離なんて、そんな子供じみた言いわけが通用すると思っていることが情けない。そう考えないことが、日大にとって悲しい。
このままでは、日大アメフト部の問題でなく、日大そのものの問題となるであろう。マンモス大学の日大、誰か頭のある人物はいないのか。アメフト部監督ばかりじゃなく、日大常務理事という強い権力を握る男に道を説く骨のある人物はいないのか、日大には。
先ほど、日大の責任者が関学へ謝罪に訪れるということが報じられた。
今頃になってのこのこと出てくる日大アメフト部監督、監督を辞任するばかりじゃなく、アメフトの世界から完全に身を引くことが求められるであろう。
1ミリでもの矜持があれば、そうすべきであろう。


西城秀樹が死んだ。急性心不全。63歳。
二度に亘る脳梗塞とも戦っていた、という。
若い。