吉書と初凧。

今日は出かけた。
茂野柰園さんから案内をもらっていた一茶双樹記念館へ。

小林一茶、流山の醸造家・秋元双樹のところに50回以上訪れている。
秋元双樹、醸造家であるが俳人でもあった。さらに双樹、一茶の支援者、タニマチでもあったのであろう。
で、今、一茶が訪れた秋元双樹の家が一茶双樹記念館となっている。

書は茂野柰園、凧は石栗照平、そのコラボの新春企画。

入る。
ここは秋元家の江戸期の店。
新年、お正月である。

茂野柰園の手になる「賀正」。
正月だ。

凧に墨書された茂野柰園の手になる「天晴」。
「天晴」は、江戸期の酒造家・秋元家が世に送った味醂のブランド名である。
なお、左の凧は、江戸角凧。<「九紋竜」の四股名をもつ力士を描いた武者絵をもじってデザインした凧。これを「雲龍」とした>、との説明がある。
右の凧は、町印凧・天神(静岡・浜松)。<浜松・日本の三大祭り最大のイベント凧合戦・約150町内の凧が5月の空に乱舞する>、との説明。

店を抜け、一茶庵、双樹亭の方へ。
双樹亭。

冬の陽が影を落とす。
庭からの双樹亭。

双樹亭の「おちゃのま」。

双樹亭「なかのま」を通し「おくのま」を見る。

「おくのま」。

冬、柔らかな日差しの中の枯山水。

ここから一茶庵へ入り、双樹亭へ。
今日、一茶双樹記念館を出た後、電車で少し繁華な街へ行き、時折り行く居酒屋で飲んでいた。少しフラーリと帰ってきた。
この続き、一茶庵、双樹亭の室内の模様については明日以降とする。