ジュラシック・ワールド。

「ジュラシック・ワールド」、年末公開の「STAR WARS」に抜かれるまで、昨年公開作の興収トップを走っていた。
実は、このよく知られたシリーズも見たことがなかった。が、昨夏、食わず嫌いはいけないな、と思い見に行った。

「ジュラシック・ワールド」、恐竜のテーマパーク。
そもそもテーマパークなるものには、あまり行ったことがない。子供が小さなころ、ディズニーランドへ何度か行ったくらいである。
「ジュラシック・ワールド」、言ってみれば、ディズニーランド的ビジネスモデルの恐竜動物園ではないか。


「ジュラシック・ワールド」、監督:コリン・トレボロウ。初めて知った名。
そして、
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、とくる。ジョージ・ルーカスは引退願望があったようだが、スピルバーグにはその気はないらしい。

1億年ぐらい前に棲息していたさまざまな恐竜たちが出てくる。
それらを見せたり、それらを使ったアトラクションに仕立てたり、また、猛獣サファリ風もあり、と恐竜を利用した観光ビジネスである。それはいい。そういうビジネスモデルはありだから。
だが、恐竜を軍事転用しようとする動きもある。恐竜の破壊力を兵器に、という輩もいる。笑っちゃうが、まあそれもいい。
考えるべきは、遺伝子操作で新種の恐竜を作出していることである。ビジネスの為なら何でもあり、という流れもある。ハイブリッド恐竜も誕生している模様。
テーマパークビジネスって、こんなことをやっていて果たしていいのか。生命の起源にまでビジネスが踏みこんでなんて。許されることではなかろう。
これはSF。世界中で多くの人が見て楽しんでいる映画に対し、こんなことを言うヤツなんているのかな、オレもバカだな、ということは重々承知の上。

物語は、まあ上手く作られている。
右端のアメリカン・タフガイもイカしてるし、

ハラハラドキドキもあるし。

この骨格や歯並び、ティラノサウルスじゃないかと思う。
が、遺伝子操作で作り出したインドミナスかもしれない。