新宿 歌舞伎町。

古い学生時代の仲間の何人かと紀伊国屋の前で待ち合わせ、歌舞伎町へ。

まずは区役所通りの居酒屋、清龍へ。

安い、早いの清流だ。

どうぶつ社の久木、四六時中絵描きの山宣、チェンマイ、日本、行ったり来たりの高橋。面貌をさらしてもどういってことない、というお三人。誘われれば常に参加の犬飼三千子もいたのだが、犬飼、明日肝臓の検査があるとのことで、早く帰った。

暑気払いの幹事を申し出た高橋、その候補地へ誘う。
区役所通りを進み、その手前で左へ入る。
ウヌッ、昔、4、50年前”かくれんぼ”があったところじゃないか。
かくれんぼ、鈴木清順が日活を干された時、清順さんの奥さんが開いていたバー。状況劇場の女の子をアルバイトで使っていた。

かくれんぼは2、3軒先だが、このあたりには違いない。

ゴールデン街の方へ戻る。

十月の方へ。

和子ママは健在。

端のテーブルにはヒマワリが。

何か食ったか。

小品の展示はあった。

その後、新宿、歌舞伎町の夜の世界を知るb高橋、オーソドックス、スタンダードなバーへ我らを誘った。4階か5階でエレベーターを降り、店に入る。

静かな店、店内には他に客の姿はなかった。

勝手に話してくれ。

私は、「桃色吐息」を歌う。


今日、沖縄慰霊の日である。
そのこと重々承知。
ではあるが、私は歌舞伎町で梯子酒をしていた。
天皇は、恐らく終日祈っていた。宮中で。
沖縄、沖縄慰霊については明日記すことにする。