石田宏スケッチ展「三河の街」。

9月下旬、横浜トリエンナーレへ行った後、打ちあげを兼ね石田宏のスケッチ展を観るため磯子へ。石田を含め古い仲間7人。
石田宏、磯子の住人。さすがあちこちの居酒屋で飲んでいる石田宏、地元の居酒屋もおろそかにはしない。

欅、この日の会場。
石田宏、こう話していた。欅の主人が三河の出身(私の記憶に間違いがなければ)だそうだ。で、話があった時、三河の街々のスケッチで構成しようと考えた、と。

で、石田宏スケッチ展「三河の街」。
一番手前の白髪の男が、作家の石田宏。

石田宏作製の三河の地図。
三河、東三河と西三河に分けられるそうだ。

その街々の様子。

豊橋・ニ川とか、岡崎とか、形原・蒲郡とか。

東三河の新城・豊川地域。

豊川、赤坂、國府の街並み。

東三河の西端、西三河に近い形原・蒲郡地域。

大浜・高浜地域。ここらは西三河か。

大浜、刈屋、西尾の街。
食堂の模様もあるな。石田のスケッチ、街々のスケッチもそれはそれでであるが、食堂や飲み屋の模様が面白い。

あちこちの街々に足跡を残している石田宏、今回の「三河の街」のスケッチ展に際し、描き溜めたものに加え一カ所のみ新たにスケッチへ行った、という。それが、佐久島。
佐久島、三河湾のここにある。

佐久島、こういうありきたりの島。石田、それをスケッチ。

右側に”つる家”という食堂のオヤジが描かかれている。このオヤジ、商売はカミさんにまかせズーッとテレビを見ていたそうだ。よくある構図である。そのようなところを切り取るのが、石田宏の面白さ、だよね。


孫娘、間もなく満3歳となる。
今日、七五三のお参りへ行った。初宮詣でに行ったのと同じ、近所の大きなお社に。
驚いた。次から次へ、多くの人が来ている。
今日は、大安であるそうだ。それにしてもこの人出。何てこと。初宮詣での時にはお祓いを受けたが、今日の待ち時間では、パスとする。そのかわり、皆さまそえぞれお賽銭をあげ、お参り。私も。
孫娘、疲れたようだ。
何しろ、パパママばかりじゃなく、ジジババが二組。それぞれにリキが入っている。デジカメやスマホの対象にズッとおかれる。
まあ、考えてみればたまったものじゃないよ、なー。

孫娘、ポーズをとっているうちに、しゃがみこみそうになった。当然だ。
雨が降ったり止んだりという今日、着物、汚れても仕方ない。
この後、祝いの膳の料理屋への車の中、孫娘は眠ってしまった。
京料理の店へ着いた後も孫娘の機嫌ははれず、泣くばかり。孫娘にとっては、非日常空間なんだ。パパママはともあれ、二組のジジババが。
何十年か後のある日、孫娘が振り返るある日の光景、こういうものであろうか。