有司男+乃り子 : 篠原展。

暫らく桜狩りに出ていたが、戻る。
桜狩りの前は、ハイレッド・センター、工藤哲己、そしてネオダダ新作展であった。その銀座のギャラリー58の女性から、「ギューチャンの作品は、今、東京画廊でも展示されてますよ」、と教えてもらった。
で、当然のこと、東京画廊へ行った。

銀座8丁目、一本裏の通りのビルを上がる。エレベーターを降りる。東京画廊+BTAPである。
この表示がある。なんてシックなお出迎え。

有司男+乃り子展である。

オー、やけに整然としている。ギューチャンにしては。

中央の作品はこれ。

≪コカコーラをデリバリーするカエル≫。
カードボード、ワイヤー、木、プラスティックで作られている。この後の立体はすべてそう。

右端のものは、これ。

≪ジャンヌ・ダルク≫である。

右手奥の平面はこれ。

≪ローラー・コースター・殺人のケース≫って、どういうものなんだろうね。

ギャラリー内、こちらから見てみよう。

中央のこの立体は・・・

≪ローラー・コースター・殺人のケース≫の立体判。

画廊入口の方を見る。

乃り子・篠原の作品だ。

大小10点の作品で構成されている。

タイトルというかトータルなコンセプトは、≪どうしようもない亭主を、如何に懲らしめるか≫。

初心な乃り子、初めの内は、ギューチャンにいいようにあしらわれる。
ギューチャンと好い仲になったにもかかわらず、その1週間後、乃り子が外から帰ってくると、何と、ギューチャンはカワイイ女の子とダンスなんかしてるんだ。しかもその女の子には、乃り子の赤い靴を履かせて。
乃り子が怒るのは当然だ。
右手には出刃包丁、左手にはトンカチを握っている。
明日、続ける。