DSMGinzaと樽平銀座での新年会。

1月も下旬に入ったが、学生時代の古い仲間との新年会。
幹事に指名された『ほろ酔い画帖 街々邑々』の作者・石田宏が設定したのは、銀座8丁目の樽平。創業300年、山形の樽平酒造蔵元の直営店。居酒屋通にはよく知られた店らしい。
樽平、すずらん通りの先の金春通りをひょいと入ったところ。新橋の近くであるが、私は銀座から歩いて行った。
西五番街からすずらん通りへ抜ける。
と、そこに大きな象がいた。

大きな象、実物大である。
銀座に象である。

DOVER STREET MARKET GINZA、コムデギャルソンの川久保玲がディレクションするコンセプトストアなんだ。
銀座コマツ西館、よく知られたブランドが参加、出店している。

等身大の大きな象だ。
その大きな象が銀座にいる。いったい作者は誰なのか。探した。先ほど見つかった。
銀座に大きな象を持ちこんだ作家は、Stephanie Quayle(ステファニー・クエール)。

象、何でもかんでも大きい。
後ろから見ても大きい。

大きな蜂のオブジェもあった。

作家を探した。
Michael Howells(マイケル・ハウェルズ)であることが解かった。
DSMGINZAは、たまたま行き会ったところ。今日の主目的は、樽平銀座での新年会。

山形の蔵元・樽平酒造、樽平と住吉を世に問うているそうだ。
1日の酒量、焼酎900ミリのボトルを1本、という今日の幹事・石田宏、昨年末、その新たな展開が朝日新聞読書欄に報じられたどうぶつ社の久木亮一、バンコクには2週間いて、2日に1回デモに行っていたという反タクシン、黄シャツ派のS.T.、半世紀のキャリアを誇る酒飲みは、みな樽平の方が格段に美味い、と言う。
そういうものなんだろう。

生真面目なY.H.は、今、84歳の人の法定後見人となっているそうである。
リタイアした後、アトリエに籠っているY.S.は、作風を変えると言っている。
そうだ、ピカソになれ、とけしかけた。
チェンマイにいたS.T.も日曜日に帰ってきた。
バンコクに2週間ばかりいたそうだ。その内、2日に1日の感じで、反タクシンの黄シャツ派のデモに参加していた、とのこと。
50年前の仲間、14人が集まった。楽しかった。
最後に芋煮が出てきた。美味かった。