高野・熊野・伊勢巡り(11) 熊野本宮大社。

熊野本宮大社、全国3000社以上ある熊野神社の総本宮であり、日本第一霊験所である。

熊野本宮大社の参道入口。
幟旗には、熊野のシンボル・八咫烏(やたがらす)。

熊野本宮大社のあちこちには、さまざまな立札や看板があった。説明書きもあれば、心構えであったり行動指針といったものもある。
この立札は、俗界と霊界・神域との結界である鳥居についての心構え。

ここにも八咫烏がいる。
熊野本宮大社、黄泉(よみ)還りの地であり、出発(たびだち)の地でもある。

これは、指導というか教育というか。なるほど。

熊野本宮、奈良朝の頃より仏教を取りいれ、熊野大権現と称している。

この両側の人、その”熊野大権現”と記された奉納幟を次々と引き抜いている。
「どうしてなんですか?」と訊いた。「台風が近づいているので、飛ばされないように、その前にはずしているのです」という答えが返ってきた。

こういう立て札も。

黒い郵便ポスト。
その上には、もちろん八咫烏。

こういうところも。
ゴミを燃やしているのか。

緋の袴の巫女さんが走り去った。

あちこちに八咫烏がいる。

熊野、本宮大社ばかりじゃなく神仏習合の地である。
この門をくぐり、上四社の域内へ入る。

こういう看板はある。
そうではあるが・・・

熊野本宮大社の上四社、シートに覆われている。
少し拍子抜け感あり。致し方なし。
で、私はどうしたか。明日にする。


一年納めの九州場所、横綱二人の相星対決、何と日馬富士が制した。
今日の結びの一番、日馬富士、確かに変化した。白鵬、思わず土俵を割った。
解説の北の富士と舞の海の二人は、「真っ向勝負云々」という視点から、やや疑問を投げかけていた。しかし、あれが日馬富士の相撲であることには疑いの余地はない。
日馬富士にとっては、変化も真っ向勝負の一バリエーションであるのだから。
稀勢の里が13勝を挙げた。白鵬、日馬富士の両横綱を破っての13勝。
理事長の北の湖は、優勝に準じる成績だ、と言っている。ということは、来場所は稀勢の里の綱取りの場所となる。叶う確率は、3〜4割と見る。
綱取り云々の稀勢の里にひとつ注文がある。
四股が美しくない。
膝が曲りすぎている。機械仕掛けの人形のように思える。もっと膝を伸ばし、足を高く上げてもらいたい。今のような四股では、横綱土俵入りは務まらない、と思い知るべきである。