青蓮院門跡(続き)。

一年ぶりの京の寺、面白い。

こういう小さな石組みの庭があった。
「西方浄土」。こういうような説明がある。
<庭の世界には、古代より三尊石という石組みの手法があります。・・・・・。この庭はその三尊石を中心に西方浄土をイメージして作庭しましたが、残念ながら・・・・・。 京都府造園組合青年部>、という。
残念ながら、イメージした西方浄土には至らなかった。というもののようである。

いいな。
味がある。

宸殿へ。
江戸時代、天明8年(1788年)の大火で御所が炎上した。その折り、後桜町上皇は青蓮院を仮御所とした。で、青蓮院、今に至るも「粟田御所」と呼ばれるとのこと。

宸殿内部。
前方右側の厨子に入っている像は、第18代天台座主・元三大師良源。おみくじの創始者であるそうだ。

廊下。
いいな。

このような板壁も。

こういうところが好きだ。

庭へ。

相阿弥作の庭が見えてくる。

こういう。

<ご自由にお撞き下さい>、という立て札がある。
鐘をつくのは久しぶりである。
撞かせてもらった。

親鸞聖人童形像。
<得度なされた時(九歳)のお姿でございます>、という立札が立っている。

親鸞聖人お手植え、と伝わる大楠木。

四脚門。
京の寺、趣き深い。