パリ+リスボン街歩き (69) ケーブルカー。
エレベーターを降り、少し歩いていたら、こういう電車があった。
市電とは違う。ケーブルカーだ。
リスボン、レトロ感溢れる乗り物が多い。
こちらから見ると、傾斜のある道を下っている。
このおじさん、ケーブルカーの線路内に入りこんでいる。
と、ケーブルの下に潜りこんだ。撮り鉄おじさんだ。
ケーブルカー、暫らくすると走りだした。
運転手は女性だ。
向こうから、登りのケーブルカーが上がってきた。
二股に別れ、行き違う。
ケーブルカー、トコトコトコトコ下りていく。
ケーブルカーの運転をしている人は、運転手とは言わないそうだ。車掌というそうだ。こうして見ても、運転手そのものなんだが。しかし、本当に動かしている人、つまり運転手は、事務所の中にいるそうだ。そうなのか。
もう、という感じで、すぐ終点に着く。
2、3分も乗ったかな、という感じ。
降りた後、ケーブルカーを見る。
下の方、つまり、麓側がやけに長い。
ケーブルカーの中は水平であった。傾斜のある場所で水平を保つ。その為には、ケーブルカーの前後の高さを変えるよりない。だから、麓側はこういう長い顔になる。
ケーブルが出ていった後、丘の上の方を眺めると、こうであった。
丘の町ならではの光景だ。