スカイツリー見学会。

今日は古い仲間5人でスカイツリーを見にいった。そういうわけで、「岩手あちこち」、まだ続くのであるが、今日はお休み。
業平橋の駅で待ち合わせた。少し早く着いた私、ホームの端の方から何枚か写真を撮った。

ホームから見える工事現場。「TOKYO Sola Machi」なんて書いてある。
”Sola Machi”って、”空町”ってことか。「黄色い線を越えての見学、撮影は大変危険ですからご遠慮ください 東武鉄道 業平橋駅長」とも。
たしかに危ない。これを撮った時、私も作業員の人から注意された。

これも駅のホームから。
駅自体の工事の鉄骨が縦横に交差する。その向こうにスカイツリー。

北十軒川沿いにかかっている看板。
「すみだ観光まちびらき」。右の方には、「新しい国際観光都市”すみだ”がいよいよオープン!」、との書きこみも。

東武橋の上も工事中であった。で、北十軒川の向かいから撮った今日のスカイツリー、この一枚。
ミラーオジさんは、今日もいた。順番を待ち、我ら5人、ミラーに映るスカイツリーを背景に記念写真を撮った。5人が入っているが、それぞれに。

スカイツリーの周り、あちこちで工事をしている。
これは北十軒川そのものの工事らしい。

スカイツリーの周りを廻り、押上の駅から浅草へ。どういうわけだか、一旦曳舟へ戻り、乗り換えるらしい。
で、曳舟の駅ホームからのスカイツリー。

東武浅草へ出、まずは吾妻橋へ。墨田区役所とアサヒビール本社のビルの間のスカイツリーを見学。
と、首都高の向こう、金色のアサヒビールの建物にロッテの文字が逆さまに写っている。面白い。

仲見世を通り浅草寺本堂へ。
お賽銭をあげ、孫のことのみお願いする。

本堂のすぐ右手、二天門の屋根越しに、Here!と指差している看板が見える。
布文化と浮世絵の美術館、アミューズ ミュージアム。

二天門をくぐると、ドハデな看板を貼りつけた建物が姿を現す。
アミューズ ミュージアム、在野の民俗学者・田中忠三郎の衣服や民具のコレクションを展示している。中の説明書きには、<これらのコレクションは、柳宗悦、青山二郎、白洲正子らの流れを汲む「用の美」を体現するものとして・・・・・>と記されている。
「用の美」の流れは、認める。そうであろう。
しかし、柳宗悦や青山二郎や白洲正子の名は必要か。「用の美」は同じ。しかし、彼らの名前、必要ない。田中忠三郎でいい。
柳や青山や白洲の「用の美」は、愛でる「用の美」。田中のコレクションは、食うため、生きるための「用の美」。同じ「用の美」でも、都鄙の異なり、根本、立ち位置が異なる。
「BORO」と称する展示品は面白い。写真撮影も自由、幾らでも、というのもいい。多くの写真を撮った。しかし、今日は仲間内のスカイツリー見学日。「BORO」の展示に関しては、いずれ改めて触れることにする。
先ずは、スカイツリーの展望だ。

アミューズ ミュージアムの屋上は展望台なんだ。”浅草展望デッキ”となっている。
6階の屋上なんだ。なんだ低い、と言うなかれ。浅草では、これは立派な展望台。


浅草寺の境内はこう見える。向うの方には、ビューホテルも見える。

スカイツリーは、こう見える。

4時半ごろ、大衆酒場「ニュー浅草」へ行った。

この店、安いんだ。7時すぎまで飲んでいた。
帰り際、絵描きのSから彼の作品を刷った絵ハガキをもらった。「Double Triangles」なるもの2作品。本人は頑張っている。ピカソやウォーホルとは言わずとも。

その後、六区の方へ歩いた。
新仲見世通りを歩いている時、ふと前を見ると、お相撲さんが歩いている。2〜30メートル先を。
「お相撲さん」、と声をかけた。何度か。でも、その声は聞こえなかったようだ。お相撲さん、イヤホーンで音楽を聴いていたのかもしれない。で、後姿を撮った。お相撲さんの姿を見るなんて、やはり、浅草。

その後、浅草演芸ホールへ行った。
7時を過ぎているので料金は割引きとなっていた。9時まで、落語が何席かと、漫才、それに色ものがひとつ。トリは、桂小南治。彼が今日の夜の部の主任。黒紋付で出てきた。さほど上手いとも思えなかったが、真打だ。相撲話であった。面白かった。
相撲好きの私には、楽しめた。