ヨコハマトリエンナーレ2011(11)。

日本郵船海岸通倉庫の裏口を出ると、すぐ目の前には、こういう風景。

正面向こうの先は、新港ピア。横浜だなあー。

電柱が邪魔だが、その一部を取り出すと、フェルメールの『デルフト風景』。

右側の向こうには、ベイブリッジを吊る塔が見える。横浜だ。

左の方を見ると、遠くに、風を孕むヨットの帆を模したホテル・ヨコハマグランドインターコンチや、褐色のビルに半分隠れているが、みなとみらいの大観覧車が見える。横浜だなあー。

すぐ横の岸辺には、サビが浮き出たオンボロバスが止まっている。横浜だなあー。

そのボディーには、こういう文字が書いてある。
ニッカがバーとして使っていたらしい。横浜だなあー。

日本郵船の倉庫の出口には、赤い自転車が並んでおり、こういう看板がある。ベイバイクなんて、これも、横浜だなあー。

気がつけば、正面の空、こういう雲が広がっていた。
中華街まで、さほどの距離ではない。”横浜だなあー”ってシャレた街並みを見ながら歩きたかったが、やめた。疲れた。だらしがないが、タクシーを掴まえた。
”横浜だなあー”、日本郵船の倉庫の裏から見ただけで十分。トリエンナーレの2会場も面白かったし。