ポカ、間違い。

このブログ、時々間違える。
間違い、勘違い、思い違い、ポカ、チョンボ、・・・・・。昨日も、間違えた。
江成常夫の書『シャオハイの満洲』の発行年、1994年と打ったが、正しくは、1984年である。この程度のこと、通常はそのままにしておく。後で気がついても、訂正もしないことが多い。毎日、さしたることも書いていないので。
しかし、昨日は、その後で、”1994年、バブル真っ盛りのころである。飲めや唄えや、とやっていた”、とつい打ってしまった。これは、マズイ。単に、”8”と”9”の違いではすまない。
バブル崩壊は、1991年。94年には、まだバブルの残照はあり、銀座は知らず、歌舞伎町あたりでは、ややトーンダウンはしていたが、まだ飲めや唄えや、とやっていたような気がする。そのころの記憶、ほとんど薄れているが。ン、そんなことじゃなく、1994年はバブル真っ盛りじゃない、間違いである、ということを打たねばならない。
ブログというもの、ただキーボードを叩いているにすぎないが、一応文章であることには違いない。ならば、打った後、見直し、推敲をすればいいのだが、それをやらない。酔っぱらって頭がボー、となっていることもあれば、眠くなってくることもある。だから、面倒くさい。
それ故、今までの間違い、その日の終わりの方に書いたことに多い。これは、理にかなっている。ン、何が。
8月末、尾久彰三と樹木希林のノンビリとした二人旅のことを書いた。その暫く前、NHKで観たもの。
旅の終わりに二人、東寺の古道具市へ行く。尾久彰三、そこで瓦を買う。家の中、古道具だらけ、という羨ましい人も出てくる。こんなことを打っていると長くなる。状況は、端折る。間違いのことを書こうとしてるんだ。
数日後、いとこのJからメールが来た。
”尾久さんは、奈良時代の3万円の瓦は購入せず、買ったのは鳳凰がついた瓦で、6000円を木田(?)さんの口ききで4000円にまけてもらいました。木田さんの不動明王の火焔の光背?は、ぐちゃぐちゃだったため2000円で買えたと・・・・・。きっと一昨日は焼酎がおいしかったのでしょう。・・・・・”、と書いてある。
私が書いたこと、間違っていた。尾久彰三が買った瓦そのものも、木田さんの不動明王の火焔の値段も。
それで、マンション二つと新しく造った家、すべての部屋に古道具を詰め込んでいる木田さん、やけに自慢して、反り返っていたんだ。たった2000円で買ったぐちゃぐちゃの火焔を、キチンと修理し、別に求めた不動明王と合体させたのだから。木田さんが、自慢げに反り返って熱く語るのも、よく解かる。そりゃそうだ。
ン、また何を書いている。そんなことは、どうでもいい。今日のテーマではない。今日は、間違い、ポカについてであった。
このNHKの番組、その半月ほど前のものであった。Jは、撮りだめたビデオで確認したらしい。ご苦労なことである。いや、ありがたいこと。そこで、思いいたった。私の間違い、ポカ、思い違いや勘違いも含め、記憶力に問題がある、ということに。
平たく言えば、もの忘れ。このこと、残念ながら、どうしようもない。
日々のブログ、その日に思いついたことを、考えもまとめず、前後の見境いもなく、ただ打っているが、時には、1〜2週間前のことを書くこともある。そういう時には、間違える確率が高い。短時日といえど、もの忘れは、待ってはくれない。兼好法師もそういうことを、また何を打つ、言ってはいない。
しかし、サッカーやラグビーのテストマッチがあれば、そのことに触れたくなるし、秋場所も、ほぼ毎日観ている。5日目に、5連敗した時、せめて4〜5勝させてやりたいと書いた隆の山、何と4番も勝った。10日目にして4番も。上出来だ。ふっ飛ばされ敗れたが、臥牙丸との一番も撮ってある。その内、忘れないうちに、載せよう。
取留めがなくなった。間違いが少ないうちに、打ち止めとしよう。昨日の発行年は、訂正したが、尾久彰三の瓦や木田さんの火焔の値段は、そのままにしてある。