ZeroーK展
新宿に全労済会館というビルがあり、その中にスペース・ゼロというギャラリーがある。
軍手の作家・相本みちるさんから案内をもらい、6月末に訪れた。
ビルに入るとこのような光景。
大きな柱に相本さんの軍手が。
それにしてもこのスペース、並みのギャラリーではない。
重層、デカイ、広い。
下へ降りると、ZeroーK展の看板がある。
Zero−Kってゼロ・ケルビン、絶対零度ってことらしい。
どうも銀座のK’sGalleryがプロデュースしている模様。既に9回展となっている。
柱に軍手作品。
このように。
タイトルや作家、手法、その他・・・。
中央は板垣退助、左は与謝野晶子、右はニュートンか。
右は夏目漱石、左の長いヒゲの男はガリレオ・ガリレイであろう。
聖徳太子や正岡子規がいる。
相本みちるの作品、すべて軍手。この板垣退助も。
私が訪れた折り、男女二人がいた。共に出展している作家。
相本さんの作品をブログに載せるのだが、あなたたちの作品も私のブログに載せていいか、と訊いた。共に、いいと言う。
これはそのひとり、河辺栄一の作品。
宇宙空間を飛ぶ人工衛星のよう。
このような作品である。
宇宙空間を飛ぶ人工衛星。
飛んでんだ。
JAXAの衛星が飛んでいるんだ。金星か火星に向けて。
女性は林和恵さんと言った。
ガラスと桜木による作品。
エッジの利いた作品である。
作家の林和恵、タイトルは決めてないという。
そういう不思議な作品。
会場を出て振りかえる。
並みのギャラリーとは異質な空間である。