師走 東京夜景(4) 皇居。

一週間前の24日夜、東京駅へ行くのにどうして行幸通りの方から歩いていったのか。実は、皇居にいたんだ。皇居って言っても、中でなく、もちろん外。二重橋の前にいた。
その日、昼は東京都現代美術館にいた。日が暮れてから、木場から地下鉄を乗り継ぎ二重橋前駅で降りた。二重橋へ行ったことはある。もう何十年も前に。だから、二重橋前駅から二重橋まで7〜800メートルもあるとは、”とほほ”であった。
仕方がない、歩く。皇居外苑の暗い空間を、歩く。
二重橋、この前日、23日からライトアップされている。

二重橋が見えてきた。

その灯かりが近づく。

皇居正門石橋。
実は、この石造りの橋は二重橋ではなく、この後ろの鉄橋が二重橋だそうだ。
そんなこと言ったって、鉄の橋は隠れているんだから二重橋のイメージはこの橋だな。

伏見櫓もライトアップされている。

優美、優雅。美しい。
そんじょそこらの夜景とは異なる。気が引き締まる。
使われているのは、やはりLED。

石造りのめがね橋が、二重橋濠に影を落とす。

私のように小さなデジカメやスマホで撮る人が過半であるが、三脚に大きな一眼レフをつけて狙っている人もいる。そのような人、皆さんリュックを背負っているのが不思議。

暫らくいて戻る。
皇居の東京夜景、振り返る。

戻る方には、丸の内ビル街の灯。

内堀通りを行幸通りの方へ歩く。
後ろから多くの人が走ってきて、追い抜いて行く。アッという間にその姿が遠のいていく。ジョギングというよりランニング。
これもひとつの東京夜景。
なお、二重橋のライトアップ、新年4日まで行なわれている。


年賀状、25日までに出さないと元日には届かない、なんてことは知っていた。それを越えて郵便局へ行ったら、通常の年賀状は売り切れていた。ミッキーマウスのものならある、とのこと。お子さまが喜ぶ、というもの。私が出す相手、ほとんどはジジババであるが、ないなら仕方ない。ミッキーマウスのものを求めた。
これから年賀状を作らなけりゃ。
三が日の内には無理であろうが、七草がゆまでには届くであろう。それにしても、一年速い。