2010-06-08から1日間の記事一覧

主従二人(白川の関)。

いよいよ奥へ、細道へ入るぞ、とやや心許ない日々を重ねていたが、白川の関にかかって旅心定まった、と芭蕉は書いている。 主従二人、関東平野に別れを告げ、いよいよ奥州へ入る。その昔、平兼盛が「いかで都へ」、と便りをしようとしたというのも肯ける、と…