「住み果つる慣らひ」考(5)。

実はこの”「住み果つる慣らひ」考”の小連載、この2月にまた肺炎になり入院した折り、そうだなオレもと思い、3月に入り、そう言えば1年前にも具合が悪くなり「私の『あと千回の晩飯』」を書いたがそれから1年が経つなと思い、その内77歳となり、孫たちへバトンタッチの時期となったな、ともろもろのことを考え連載を始めたものである。
老いの問題、私自身個人のこととして考えていたが、考えてみると身のまわり、何人もの人がそのような状況にある。
知り合ってから40年近くなるのではと思われる人もそうである。何十年もの間アメリカに居住しアメリカと日本を行き来し、両国に貢献してきた人だが先般アメリカを引き払って日本に帰って来た。学徒出陣で戦地に行った人であるから90歳を超える人である。余生は日本で、というお気持ちであろう。
私より年下で身体のデカい男がいる。インテレクチュアルでありながら大食漢であった。今年初め電話で話したら難病で入院している、と言う。何と。
先般来、50年以上60年近くになる友人の連れあいが難病になっている。私もよく知る素敵な女性。今日から12日間に亘る放射線治療を受けている。効果あれかし、と祈る。
今日、数十年前からの知り合いの人の病状が変化した、ということを知った。私より年上の人である。善意で手を貸した事故で首から下の神経が麻痺、動かなくなっていた。さらに、ということのようである。
「流山子雑録」、文字通りの雑録であるが、このような人生のことごと、人生の○○といったことについては心して記さねばならないな、と思うことしきり。


昨日休んじゃったので1日遅れであるが、大谷翔平、ア・リーグの週間MVPに選ばれた。
ベーブ・ルース越え、ホントに思っちゃうな。