獅子舞。

一昨日、3日、東博へ行った。
東博への初詣、3度目となる。

東博正門前。
「博物館に初もうで」。東博名物、多くのチャリンコが停まっている。

正門前の今年の生け花。
昨年のものは、直線が強調されていたような覚えがある。それに比べ今年のものは、オーソドックスといえばオーソドックス。一昨年のものに似ている。
東博構内に入ると、本館の方からお囃子の音が聴こえてくる。昼すぎ、獅子舞の初めの公演が始まっている。

ンッ、2頭のお獅子、東博本館前の舞台から下りようとしている。
どうも、舞台での獅子舞は終わったらしい。

舞台から下りた2頭の獅子の姿、下の方の中央やや左に見える。
なお、後ろは表慶館。

恵比寿さまと大黒さまを従え、このように。

周りの人の頭をパクリと噛む。

お囃子方のピーピーテンツクテンツクは続く。が、2頭のお獅子は人ごみの中へぐんぐん入っていく。

ひとしきり人ごみの中にいた2頭のお獅子、恵比寿さまと大黒さまを従え舞台へ戻る。そして、こう語る。
「お獅子に頭を噛まれた人は手をあげてください。あなたがたは、今年は無病息災、幸せな年となります」、と語り、次いで、「お獅子に噛まれなかったひとは手をあげてください。あなたがたは、大変だ。今日の帰りも気をつけてください」、と語る。
で、そこから一拍おいて、獅子頭をパクパクと2度噛み合わせこう語る。
「今、お獅子はここにいるすべての皆さまの頭を噛みました。ここにおられる皆さますべて、今年は無病息災、いい年になるでしょう」、と。
獅子舞、一昨年と同じく演じるのは、東都葛西囃子中村社中である。
で、実は最後の獅子頭をパクパクとした後の、とどめの言葉、一昨年とまったく同じ。しかし、そうではあるが、やはり笑える。心が癒される。
定番ではあろうが、やはり年初めの縁起物。
おめでたい。
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舞台裏、横の方にはいなせなお姐さん方がいた。

本館内に2〜3時間いた。
表に出たら、この日最後、2度目の獅子舞をやっていた。舞台上の獅子舞、後ろから見る。

ヨーロッパからの人であろうブロンドの中年女性、しきりに拍手を送っていた。

獅子舞、またもや終盤であった。
お獅子、観客の皆さまの中へと入っていく。