永遠の門 ゴッホの見た未来。

ジュリアン・シュナーベル、ゴッホの心の内を追い描く。
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『永遠の門 ゴッホの見た未来』、脚本・監督は、ジュリアン・シュナーベル。アメリカとフランスの合作。
<ゴッホが見た世界が、あなたの魄を開放する、圧倒的感動体験>、と惹句にある。
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「僕にしか見えないものを、人々に見てもらいたい」、とゴッホは語る。
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オランダからパリへ出てくるも、まったく評価されなかったゴッホ、新しい光を見つけたいと南仏アルルへ向かう。
明るい太陽の下、どこまでも続く大地、ゴッホ、描かずにいられない。恋い焦がれていたゴーギャンも呼ぶ。
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しかし、ゴーギャンとの共同生活は続かなかった。すぐに破綻する。
ゴッホの心中は孤独である。
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ゴッホは、未来のために描いている、と言っているのであるが。
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ゴッホに扮するのは、ウィレム・デフォー。昨年度、第91回アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされた。
『バイス』のクリスチャン・ベール、『グリーンブック』のヴィゴ・モーテンセンといった芸達者と主演男優賞を競った。ウィレム・デフォーを含めこれらの実力者を押さえ受賞したのは、世界的メガヒットとなった『ボヘミアン・ラプソディ』での怪演で世界中をねじ伏せたラミ・マレックであったが。
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耳を切ったり、銃で自ら打ったのか打たれたのかの死の真相、といった事象にはあまり心配らず、ゴッホの思い、哲学に心を寄せている。
時代を超えたビッグネームであるフィンセント・ファン・ゴッホ、さまざまな捉え方がある。


今日、政府は、東京、大阪など幾つかの都道府県を除き、39県の緊急事態宣言を解除したようだ。

大阪では、通天閣と太陽の塔が緑色にライトアップされた。大阪府知事・吉村洋文による大阪モデル。
吉村洋文、明後日から自粛要請の解除を順次行うと言っているらしい。先に先にと突っ走る吉村洋文、政府にとっては目障りなヤツだろう。