酔ってる。生きてる。

やはりそうであった。昨日の夜の記憶がない。
今日起きた時、昨日ちゃんとブログを書いたのかな、と思った。何となく書いてないような気がした。見てみると、やはりそうであった。途中で切れている。眠りこんでしまったらしい。
どうしようか。このままにしようかとも思ったが、やはりみっともないし、福岡堅樹のほれぼれとするプレーのことも記したいし。昨日の切れてしまった後、書き加えることとした。
13日のスコットランド戦以来、ずっと酔っぱらっている。その頃からどうも具合が悪くなってきた。昨日からは右足の甲から指にかけてがやけに痛くなった。今日午後、急遽病院へ行った。
いやになるくらい新しい病状を知らされた。腰椎も圧迫骨折しているという。その他もさまざま。
帰りに時折り行く居酒屋で少し飲んだ。疲れたのでその後駅前のマックで休んでいた。のろのろと帰ってきた。
と、学生時代からの友人からの封書が届いていた。よく見ると、友人の名前の横に「内」と記されている。
封を切ると、50年来の友人、早稲田美研60-70の仲間である羽生凱哉の「別れの手紙」が入っていた。奥さんの挨拶状と共に。
奥さんの挨拶状によると、羽生は8月27日に死んだという。49日の後、羽生から託された「別れの手紙」を友人たちに送付したと。
「別れの手紙」というもの、さまざま思い起こされる。チェの手紙、三島の手紙。羽生、世のため人のために生きた男であった。が、その「別れの手紙」にはそのことには触れず、彼の内なる思いが記されている。
生真面目であった男・羽生らしい。
考えた。今も酔っぱらっているオレはさしあたり今生きているが、それでいいのだろうか、と。
生真面目な羽生のように生きることはできない。医者の言う注意点を守って生きていくこともできない。しょうがない、ぐだぐだ生きていくことしか。