流山子雑録     『酔睡胡乱』

ムンク展


ムンクという絵描きは食わず嫌いであった。
あの≪叫び≫、ゴッホの≪ひまわり≫をも凌ぐ知名度に加え、晩年の何やら旧ソ連の社会主義リアリズムを思わせる作風に、面白くないなと思っていた。
北欧へは行ったことがない。ノルウェー・オスロのムンク美術館へも。が、行けばムンク展、面白かった。
エドヴァルド・ムンクの自己解析なんだ。