.LOVE展。

2月初め、軍手の作家・相本みちるさんから来た封書に、案内ハガキと共に一筆箋が入っていた。

<新作の呆気羅漢を各ギャラリーで・・・>、と記されている。
相本みちるも言葉遊びが好きな人。

銀座1丁目のGallery銀座一丁目の.LOVE ART&LOVE TOKYO2018展には行った。しかし、入っていた他のギャラリーへは行けなかった。

久しぶりの奥野ビル。

4階のGallery銀座一丁目へ入る。
すぐに相本みちるの軍手作品が目に入る。相本みつる、2年前の新象展にも「呆気羅漢」の群像を出展していた。

相本みちる≪呆気羅漢≫。
今回の「呆気羅漢(あっけらかん)」は一体のみ。両手で真っ赤な心臓(かな?)を抱かえている。
修行を積んだ阿羅漢に、相本得意の手練れの技で軽味をつけている。

このコーナーが面白い。
何やら不思議。

「ひろきひろこ 墨絵文字」という記載があった。「墨象」というものではない。あくまでも「墨絵文字」である。
タイトルが付いている。いずれも今年の干支・≪戌≫。
たしかに、見ていくとすべて味わい深い「戌」である。

これも何やら面白い。不思議な生物のよう。
共に、蓮尾瑞枝≪a Piece of Nature≫。
生物かどうかは分からないが、自然界からその一片を切り取ったんだ。

この立体、大古の深海魚のよう。

これも不思議な造形。
遥か昔、未分化のフグのようにも思えるし・・・

鳥の先祖のようにも思えてくる。
気にかかる造形だ。
ギャラリーの企画展だと思われる。ギャラリーのオーナーの女性と少し話した。その眼力を感じた。


今日、孫娘の小学校の運動会。
カミさんに早くたたき起こされ駆けつける。カミさん、入れこんでいる。孫娘、低学年選抜リレーの選手に選ばれている、という理由で。道が混むといけない、とのことであったが、何とずいぶん早く着いちゃった。

孫娘は黄色組。この中のどこかにいる。
年寄りのジジババには屋根のついた敬老席が設けられており、お菓子をくれたりお茶を持ってきたりしてくれる。5年生の担当であった。婿殿のジジババも昨日東京に用があったとのことで、今日の孫娘の運動会にも。
運動会場、子供たちの親たちもいるのだが、ジジババ世代が多くを占めている感がある。
少子高齢化の日本の現状を目の当たりにする思いが、切々と伝わってくる。

おねーちゃんの応援に来た孫坊主は、乳母車の中ですうすう眠っている。
婿殿、「こういうガヤガヤ感のある中の方がかえって眠りやすいようです」、と言う。
それにしても孫坊主、いつもの如くドデンとデカい顔をして眠っている。


夜、英国王室の次男坊・ハリー王子の結婚式の中継がなされた。
次男坊のハリー王子、そのやんちゃぶりで知られていた。その矛を収めたお相手もやんちゃ王子の面目躍如、アメリカ人、年上、離婚歴あり、アフリカ系の混血、というもの。いいじゃないの。
日本の皇室では考えられないことかな、とチラと思う。

NHKBS及びBBCの中継から。


カミラさんを久しぶりに見た。

新郎の父と新婦の母、言葉を交わしている。
イギリス王室、案外懐が深い。