iro鳥 + Merya ゲリラ展。
11月半ばのこと、銀座へ出た折り、久しぶりで奥野ビルの丸山さんの所へ寄ろうかと思った。
丸山さんの写真展でもやっていれば、と。
夕刻の奥野ビル。
5階の一番端、丸山さんの所には灯が点いている。
奥野ビル501室、ArtSpace RONDO。
いつもは貼ってある展覧会名のチラシがない。
オーナーの丸山さんはいなかった。
狭いArtSpace RONDOの中、何人もの人がいる。
布や顔が描かれたものもいっぱい。
左の女性が布の作家・iro鳥。右の男は顔を描いたり縫ったりの作家・Merya。
彼らふたりのこの展示、この日だけ。で、Merya、「ゲリラ展です」、と言う。
展示し、販売もする。真ん中の女性は彼らふたりのファンのようだ。
iro鳥、iroodooriとも。
iro鳥の作品。
ハンドメイドのストール。ケープになるものもあれば、ベルトやネクタイとして用いても面白いのじゃないか、というものもある。
丸い均一な紋にペイズリー柄、太陽が描かれた布、それらを組み合わせている。
思わず知らず新しい美を持った商品を、と作家・iro鳥は考えているのであろう。
田中一村の奄美大島を思わせるiro鳥の作品の下には、Meryaのこの作品。
分りづらいが右の作品には、「ミライヲミテル」と書かれている。
銀座奥野ビル501室・・・
そのセンターを張る丸窓のあたり・・・
このようなものがあった。
Meryaの作品である。顔が描かれた、いや、ミシンで縫いこめられたバッグが。
その幾つかを。
作家・Merya、ミシンで縫っていく。
iro鳥もMeryaもinstagramで発信している。
それを見ると、Merya、”ange”という言葉を使っている。
”ange”が何かは解らないが、”angel”かもしれないな、と思われてくる。
そうなると、これも眼鏡をかけたエンジェルだ。
作家・Merya、後ろから見た数字を描く。逆数字。
これは5267。
これは2549かな。
それよりも、近寄る。
とても可愛い。
ミシンで縫われている顔、まさにエンジェル、とても可愛い。
どういうことであったか思いだせないが、何かの拍子にiro鳥とMeryaの作家ふたり、ウワッと笑った。
その作品も面白いが、iro鳥(iroodoori)とMeryaの作家ふたりも面白い。
今日、日本相撲協会の臨時理事会が開かれた。
貴乃花、理事を解任され役員待遇委員へ降格となった。
ただし、1月場所後の理事選には出ることができる、と理事長・八角は語った。
八角を頂点とする現執行部と貴乃花とのガチンコ勝負は、続いていく。