リオ五輪 メダルラッシュが続く。
リオ五輪、メダルラッシュが続いている。途切れない。
昨日の男子200メートルバタフライ決勝、瀬戸大也と坂井聖人が進んでいた。水の王者・巨人フェルプスに挑む。
瀬戸は2レーン、坂井は7レーン。
ゴールまであと20メートルほどの競り合い、先頭はフェルプス。手前に見える坂井が猛然と追いあげる。瀬戸は少し遅れている。
坂井、フェルプスに次ぎ2着でゴールする。
王者・フェルプスとのこういうショット、あらゆるスイマーの憧れであろう。
坂井聖人、それを成し遂げた。
日の丸の中から4人が湧き出した。男子800メートルリレー決勝。
日本の4人。
やった。52年ぶりの快挙を成し遂げた。
日本、400メートルでは3位。
700メートルでは僅差の2位。アンカー勝負。
1、2、3は、アメリカ、イギリス、日本。
おそらく今回が最後のオリンピックとなるであろうアンカーを務めた松田丈志、こう語る。
「この若い3人が、これからの日本の自由形を引っぱっていってもらいたい」、と。萩野たち3人にこれからの日本の自由形を託す。
松田丈志を子供のころから育てた、あのおばさんコーチのことが頭をよぎった。
日本、52年ぶりのメダルを取った。800リレーで。
皆、晴れやか。嬉しそう。
女子200メートルバタフライ決勝のゴール前、星奈津美が追い上げている。
あとひとかき及ばなかった。
優勝したスペインの選手と星奈津美。
星、ロンドンにつぎ二大会連続の銅。
凄い。
星、ロンドンの後、バセドー氏病の手術をするなど厳しい時をすごしてきた、という。それを乗り越えてのリオでの銅。よくやった。
なお今日、星奈津美、その厳しい時代を支えてくれた男との結婚を発表したそうだ。メダルを取ろうが取るまいが決めていたことであろう。
が、よかった。
おめでとうである。
カヌーのスラロームでもアジア初のメダルを取った。
カヌー、奥多摩の御岳渓谷で見たことがある。練習している人を。
しかし、競技としてのカヌー、とても面白い。
スタート点の羽根田卓也。
人工の激流の中、こぎ進みタイムを競う。
視覚的にも面白い。
あと少し静止画で・・・
羽根田卓也、3位となる。
メダルを取り号泣する羽根田の周りにヨーロッパの強豪たち、仲間でありライバルである選手が集まる。
羽根田卓也、高校を出た後カヌーの強豪国・スロベニアに渡り、それから10年余、ということらしい。
物語、さまざまに紡がれることであろう。
そして今日は、金藤理絵、萩野公介、水谷隼、そして羽根田卓也なんであるが、もう酔っぱらってしまった。
日本、メダルを取り過ぎる。
メダリストすべてをブログに載せよう、と思っているが、メダルを取る選手にブログの方が追いつかない。
明日以降、追っかけることにする。
柔道100キロ超級、原沢が決勝へ進出した。
決勝では絶対王者・フランスのリネールとあたる。
原沢、204センチ、132キロのリネールの鋼の肉体にどう戦うのか。気にかかるが、眠ることとする。
オリンピックが終わるまで、命、永らえなければならない。