マンガ、アニメ、・・・・・、メディア芸術祭。

スパコンでは少し水をあけられているかもしれないが、ロボットとか、ロケットとか、ナノテクとか、といったものでは日本は先頭を走っているのではなかろうか。
また、目に見えるものでは、電気関係では先頭から落ちたが、自動車では先端をいっている。
それらハード分野に比しソフト分野では、日本がトップを走るものがある。マンガとか、アニメとか、といったもの。
文化庁って何をやっているところか知らないが、ここ何年か文化庁主催のメディア芸術祭なるものを見ている。

今回は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門に世界87の国と地域から4417作品の応募があったそうだ。その中から160作品が選ばれた。

アート部門のここ、多くの人が集まっている。

優秀賞に選ばれたこういう作品。
朝子とモリガという同性カップルのお話。
ところで今日の夕刊に、パナソニックが同性婚を認める方針を明らかにした、との記事がある。
4月にも、全世界約25万人の従業員を対象に就業規則を見直すそうだ。「LGBT」を巡る動き、先進国の間ではその動き急である。
しかし、同性婚はあっても、その間の子供の誕生まではいっていない。そのような議論さえない。

が、長谷川愛、同性間に子供を誕生させる領域に踏みこんだ。

右は朝子、左は同性婚の相手・フランス人女性のモリガ。間の二人はその子供。
下のコピーは読めるであろうか。<2015年5月の受胎告知。・・・・・>、との文。

この若い女性が見ているものは、

目。

日本人女性・朝子とフランス人女性・モリガの間に生まれる女の子・ぽわ子の目に関する遺伝情報は・・・。

女性ばかり親子4人、楽しそうだな。

この作品、昨年秋NHKのEテレでも放映されたそうだ。

これはどの部門の作品であったろうか。
”AS I SEE YOU SEE ME”、そういうことかとも思い、よく分からないなとも思う。
が、出てきた男がカッコよかった。女性カップルのすぐ後だけに、カッコよい男が。

例えばこの男。
すっきりとした髪形。上着・アウターが素晴らしい。そのデザイン、並みじゃない。アースカラーの色彩も。

この男もしゃれている。
上下靴、すべて黒がらみのもの。で、タートルネックのセーターに幾つもの白いワッペンがついている。このようなもの、見たことがない。

マンガのコーナーへ。

『かくかくしかじか』。

『かくかくしかじか』、このようなもの。

「描け」、スポコンなんだ。

この若い娘さんも、それに魅せられているのかも。

マンガ、どうぞご自由に、というコーナーがあった。
立ち読みだ。

『かくかくしかじか』、大賞。

書籍も含め。