団子状態になるな。

大相撲初場所、今日初日。
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緊急事態宣言のテロップが流れる。
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日本相撲協会理事長・八角信芳、役力士を従え協会挨拶。
新型コロナによる死者へのお悔やみ、闘病中の人たちへのお見舞い、そして医療従事者への感謝を。
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今場所の役力士、
先場所、横審から注意を受けた両横綱は共に休場。白鵬はコロナ感染だが、鶴竜は体調不良、来場所に引退を賭けるそう。
3大関が中心となろうが、関脇、小結もその力は紙一重。
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休場力士、16人。
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2年ほど前には少し弱ってきたかなと思っていた北の富士、このところの場所は元気。今日も。
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先場所優勝の貴景勝、今場所は綱とりの場所と言われているが、何だかしっくりとこない。
と言うのも・・・
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場所前、先月20日の合同稽古に出てきた白鵬に、貴景勝はじめ正代などの役力士が大きく負け越していたそうだから。
何のかの言っても白鵬と他の力士との力の差はある。コロナ感染で休場の白鵬のいない場所でいかに勝っても。
ところで、中入り後、豊山が豊昇龍に勝ったところまでは憶えているが、気がついたら隆の勝が宝富士に勝っていた。ウンッ、途中十番ばかり見逃してしまった。
座椅子に座ったまま眠ってしまったらしい。さほど飲んでいるわけではないが、座椅子に座るとうつらうつらとしてしまう。気合を入れて相撲を見ていないからだな。
先場所まで、中入りの前後半の間に土俵を回っていた相撲協会と東京都のコラボ、「手洗い、マスク」とか「三密何々」とかの垂れ幕は今日も回ったのであろうか。
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関脇まで戻った照ノ富士と21歳の新鋭・琴勝峰の一番。
ポーカーフェイスの琴勝峰、身体はまだ大きくはないが、コイツは強くなるぞという声が多い。実は、私もそう思っている。今日も北の富士は「イチオシだ」と語る。
兄弟弟子で師匠の息子である琴ノ若の方が先に幕へ入ったが、ここ数場所追い越していった。
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が、琴勝峰、照ノ富士に押し倒されてしまった。土俵下へ吹っ飛ばされた。
北の富士、「そうは言ってもまだまだ力の差はあるな」と。
その北の富士、向こう正面の舞の海から、「今場所の優勝候補筆頭は照ノ富士だと思いますが、北の富士さんも?」と問われ、「ウンッ、舞の海に先に言われてしまうと」と苦笑い。
確かに照ノ富士、大関に戻るんだという強い意志を持っている。3大関を撃破し優勝すれば、一気にということも考えられる。
朝乃山は大栄翔に敗れ、正代は北勝富士を一気に土俵下へ。
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今日のこの一番。
横綱を窺がう貴景勝と、小結あたりをうろうろしている御嶽海の一番。
御嶽海、かっては現在の3大関のはるか先を走っていた。優勝も2回遂げている。ガッツを見せろ。古くからの御嶽海フアンである私は、このところの御嶽海の不甲斐なさにもやもやしている。
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御嶽海、途中で一度引いて危なかったが、貴景勝の引きに乗じて押し出した。
よし、やったー。
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初日の星取。
今場所は、おそらく団子状態になる。誰が優勝してもおかしくない団子レースになるだろう。
優勝ラインは、12勝程度となろう。グレードの低い場所であろう。
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相撲中継の間、ずっと1都3県緊急事態宣言とそれに関するテロップが流れていた。
しかし、それほど強い宣言ではない。昨年の緊急事態宣言の時に比べると、町中にはその何倍もの人が出ているそうだ。
大阪、兵庫、京都の3府県知事が、こちらも緊急事態宣言を出してくれと言っても、菅義偉はまだそのような状態とは考えていない、と語っている。
菅義偉自身、緊急事態宣言を出したくないんだから、出しても緩いものだから、口で何を言っても短期間では収まらない。時短なんて言わず、強烈な対応をバーンとやらなければ。


何をするか分からない男だから、なんて言っている時は超えたようだ。
バイデン就任の20日が迫ってきたが、トランプの弾劾訴追に向けた動きが出ている。
民主党の下院議長・ペロシは、トランプが核攻撃命令を出すことを防ぐため、ミリー統合参謀本部議長と協議したと明らかにした。トランプ、20日までは核兵器の発射を命じることができる。イランにしろ中国にしろ、テヘランや北京に核爆弾を落としてやれ、と。
トランプ、アメリカばかりじゃなく世界をもぶっ壊した。それをさらにぶっ壊すこともできる。
アメリカ人の半数近くが、このような無茶苦茶な男に酔いしれていることに幾重にも驚くが、それがアメリカである現実を知ることが必要だ。


そのドナルド・トランプ、自らへの恩赦を検討している。
以前から言われていたことだが、ポルノ女優とのもみ消し疑惑や、この十数年の間に払った税金が、数年のみ760ドルという驚くべき金額であることなど。いわば脱税である。
それらをあらかじめ大統領令で恩赦してしまおう、ということ。こんなこと、法的に可能なのか。
トランプは19日にその自らへの恩赦を出すようだ。
どこまでも汚い男である。

うつらうつら。

ここ暫らく、日がな一日うつらうつらしている。
昼近く起きる。酒を飲む。さほど多く飲むわけではないが、背を倒した座椅子に座る。と、うつらうつらする。暫らくした後気がつくと、また酒を飲む。で、またうつらうつら。時間が経っていく。一日にプロテインバーしか食わないこともある。
自らはもちろん、世のため人のためになるようなことは何もやっていないので、それはそれでいいと思っている。
この間、新型コロナの感染者が増えている。昨日は、東京で2400人余、全国で6000人となったそうだ。菅義偉は、それまで後ろ向きであった緊急事態宣言を発出した。東京、神奈川、埼玉、千葉の一都三県のみに。期間は一か月。
遅いよ。少なくとも1、2か月遅い。今になっては。期間一か月も甘い。
これでオリンピック、パラリンピックもなくなるであろう。オリ、パラはやるなんて言っているが、菅義偉の感覚では無理であろう。
菅義偉、一国を率いようという器じゃない。引退すべきである。酒は飲まないが、毎日一流ホテルで飯を食うのが好きなようだから、毎日一流ホテルで飯を食ってればいい。個人として。私のように、毎日酒を飲んで、座椅子でうつらうつらするように。それが日本国民にとって為になる。
昨日、トランプが煽ったトランプ支持者がワシントンの連邦議会議事堂に乱入した。
メルケル、ジョンソン、マクロン、トルドゥー、その他の各国首脳は非難の声をあげている。民主主義の恥と。メルケルやジョンソンはトランプの責任にも言及している。
が、この事態に対する菅義偉のコメント、対応は、寡聞にして聞かない。存在感がまったくない。日本は先進国から置いてきぼりを食った。
菅義偉、一日も早く引退、私のように毎日うつらうつらの生活に入ってくれ。

呑み鉄本線日本旅。

碌に見ていなかったが箱根駅伝、最終10区で駒沢が大逆転を成し遂げた。終始トップを走っていた創価大の監督、「私の選手起用の間違い」と選手を庇っていた。
往路大きく出遅れた青学は、4位に順位をあげた。やはり往路で出遅れた早稲田と明治は、早稲田はシード権を保ったが明治は逃した。新しい駅伝強豪校が次々に出てくるんだろう。


再放送であるが、六角精児の「呑み鉄本線日本旅」が流された。
南宮崎から鹿児島の志布志までの日南線。
  〽走る列車のリズムにあわせ 缶ビールがゆれている
   ・・・       ・・・
   海岸線は故郷へ向かう道 ・・・   ・・・
この「呑み鉄本線日本旅」の主題歌とも言える『ディーゼル』の作詞をした男は日南線沿線で生まれた男だ、と六角精児は語る。
だから、この「海岸線」は日南海岸ということになる。
六角精児、飫肥城のある飫肥駅で降りる。城下町には必ず蔵元があるからと。街を歩いていると小村寿太郎の生家がある。「ウンッ、何か聞いたことがことがある名だな」と説明書きを暫らく見ていた六角精児、「やっぱり、よく解らないや」と離れる。こういうのも六角精児らしい味がある。
蔵元はある。日南線の沿線には焼酎の蔵元が多いそうだ。「ウーン、美味い」って試飲する。
  〽走る列車のリズムにあわせ オレの心もゆれている
   窓の外にはキラキラと 海が少し缶ビールも少し
   海岸線は・・・   ・・・
私も六角精児につられずっと酒を飲んでいる。
50年以上前、日南海岸を走ったことを思い出す。国鉄そして宮崎交通のバスで。

ラグビー大学選手権準決勝。

今年のラグビー大学選手権は面白い。
準決勝に歩を進めた4校、明治、早稲田、帝京の関東対抗戦の上位校に加え関西トップの天理、これが堪えられない。
ここ数年の天理は強い。ベスト4の常連だ。
今日の準決勝、第一試合は早稲田対帝京、第二試合は明治対天理。私は、早稲田と天理が勝ちあがり、この両校が決勝でぶつかればいいのになと考えていた。
結果はそうなった。
早稲田対帝京は拮抗したが、第二試合の天理は関東対抗戦1位の明治を圧倒した。
天理、強い。天理フォワード、強力な明治フォワードを突き崩していた。
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第一試合、早稲田対帝京。
後半5分28秒 早稲田21ー帝京13。
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後半16分18秒 早稲田28-帝京20。
早稲田がずっと一歩先を行く。
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こういうスクラムが好きだ。
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後半40分が過ぎた。ホーンが鳴った。
早稲田33-帝京27。早稲田、帝京を下した。
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ノーサイド。
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両校の選手、互いに歩み寄る。
ラグビーでは、ゲーム後のこの場面が得も言えない。
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早稲田が決勝へ勝ちあがった。
決勝相手は明治か天理か。
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天理対明治。
後半9分46秒 天理24-明治5。
天理はトライを重ね、明治は1トライに押さえこまれている。関東対抗戦グループ1位の明治が。
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後半も40分を過ぎ、ホーンも鳴った。
天理41-明治15。
26点差、大差がついた。天理、強い。
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ノーサイド。
天理には何人もの留学生選手がいる。彼ら、破格の突破力を持っている。強い。
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例えばこの選手。シオサイア・フィフィタ。凄まじい切り込みを見せる。
11日の早稲田対天理の決勝戦、激闘となるであろう。が、黒いジャージーの天理が大学選手権初優勝を遂げる確率は高い。
早稲田0Bとしてもちろん早稲田に肩入れはしているが、天理の初優勝、そして、1982年から84年にかけての同志社3連覇以来の関西の大学の優勝があるのもいいな、とも考えている。
平尾、大八木を擁した同志社以来37年ぶりの関西の。

年明け。

年が明けた。
間もなく80となる。驚きだ。
今日は酒を飲んでいた。お雑煮を食うことができた。ひとつであるが餅も食った。
養命酒も飲んでいる。養命酒を勧めてきた古い友人が、プラセボ効果というものがあるぞ、養命酒は効くぞと言う。そうだと思う。山田風太郎が言うように、嫌なことは何もしないようにしようと思っているが、他人の忠告は受けいれようとも思っている。
そういう年代だ。
それにしても去年は碌に動けない年だった。世間一般には新型コロナで云々ということだったが、私個人にとっては何度か具合が悪くなってしまったことによる。
年初には、さあ79歳になるぞあちこちに行こうと考えていたが、唯一オホーツク沿岸をふらふらしたのみとなった。今思うと、よくぞ行ったと考える。現状の私の体調では厳冬期のオホーツク行は不可能である。
それだけに思いは深い。年初、今一度オホーツクの思いに浸りたい。
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昨年2月下旬、羽田をたった飛行機は女満別上空にかかった。翼の上に知床の山々が見えてくる。
右側の山は斜里岳だ。
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まず知床の斜里へ行く。
雪原の中を流れる斜里川の先には、オホーツクの流氷がびっしりと迫っていた。
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翌日、斜里から網走への電車の中から見たオホーツク。
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網走で砕氷船・オーロラ号に乗る。
網走の砕氷船は2度目。
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割れた氷が流れていく。
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網走から紋別へ。
本来はバスであるが、客が私以外誰もいない。網走駅前へタクシーが迎えにきた。
網走から紋別まで私ひとりを乗せたタクシーは、凍てついた道をぶっ飛ばす。スリップしてもどうせ客はじじいがひとり、という思いだったのだろう。
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紋別のオホーツクタワーから眺めた海面。流氷に覆われている。
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紋別でも砕氷船に乗った。ガリンコ号だ。
ガリンコ号、網走のオーロラ号とは砕氷システムが異なる。
文字通り、ガリガリって氷を打ち砕く。
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紋別のホテルに入り、100メートルほど先のセブンイレブンへ道新と寝酒のウイスキーを買いにいった。
行きも帰りも誰にも会うことはなかった。車も通らなかった。
紋別に限らず、北海道の地方都市の街中、このようなものである。人がいない。
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紋別から雄武、枝幸、浜頓別、そして稚内へのオホーツク沿岸、バスを乗り継いで行く。
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海岸には流氷がびっしりと。
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稚内のホテルに入り、窓の外を見る。
すぐ先に突堤が。
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翌日、突堤へ。
大きな鴉がいた。私との間隔は1メートルばかり。襲われるのじゃないかと怖かった。
こやつと4、5分対峙していた。
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赤白だんだらのノシャップ岬灯台。
周りに家はある。しかし、人の気配はまったくなかった。
知床の斜里から稚内まで、オホーツク沿岸、人に会うことはほとんどなかった。
得も言えぬ日々だった。
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小樽に1日寄り、新千歳から羽田へ戻った。
夕刻、羽田に着く少し前、暮れなずむ空に富士山が浮かび上がった。
初めて見る黒富士であった。


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今日、孫娘と孫坊主が来た。
お揃いのフードのついた、ディズニーのミッキーマウスのパーカーを着ている。
ババが用意したお年玉は、9歳の孫娘に3000円、この春幼稚園へ行く孫坊主は1000円であった。昨年よりは少し上がっている。
孫坊主、何でもむしゃむしゃと食べ、身体は大きいのであるが、お姉ちゃんの言うことにすべて従っている。


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昨日、日本尊厳死協会の会報「Living Will」の2021年1月号が届いた。
母親と義妹を続けて亡くした蟹瀬誠一、こう語る。「自分の意思で生きていけない状況になったら延命治療は止めてね、とかねがね母が・・・」、と。
まさに、そう。私も。

年の瀬(続き)。

昨日までの3夜連続、NHKBSでコッポラの『ゴッドファーザー』パート1からパート3までが流された。3作合計約9時間。久しぶりで観て堪能した。
で、昨日は何人かの人からのメールにも返信もせず、再開したブログも休んだ。
1901年、シチリアを逃れ9歳でニューヨークへ渡ったヴィトー・コルレオーネ、ドン・コレレオーネとなっていく。マーロン・ブランドの押し潰した声が堪らない。
パート2で若き日のヴィトー・コルレオーネに扮したロバート・デ・ニーロ、そしてパート1からパート3を通しヴィトーの後のドン・コルネオーレとなったマイケル・コレレオーネに扮したアル・パチーノの演技に酔った。


時折り具合悪くなってしまったり、ものが食えなくなってしまったりということがあるが、実は、今年は私にとって意味深い年になるはずであった。
79歳となったからである。
私の指標としている山田風太郎が死んだ79歳と同年となるからであった。
ほどよい歳なんだ。
3年前、肺炎で10日間入院した。2年前にはやはり肺炎で12日間入院した。昨年は入院はしなかったが、何度か具合が悪くなった。今年も入院はしていないが、やはり何度か具合悪くなった。
何となしに「そのような兆候」を感じた山田風太郎は、平成6年、72歳の時に『あと千回の晩飯』を書き始める。が、風太郎先生は千回どころか2500回も晩飯を食って79歳でおさらばした。約4年もおまけがついた。
風太郎先生から遅れること4年、2017年3月、76歳で「私の『あと千回の晩飯』」考を記した。肺炎で入院した後だったような覚えがある。
その千回が今年、79歳でと考えていたのだが過ぎていってしまった。
もっとも風太郎先生は、毎食ウイスキーボトル1/3にご馳走を食っていたのだが、私はご馳走どころか飯を食っていないのだから、まだ実質千回になってないのかもしれないが。
ここまで記して気がついた。どうもオレは禄でもないことを記しているのではないか、ということに。どうも、そうだ。この件は打ち切る。


暫らく前、ピエール・カルダンを追った映画について記した。一生現役、100近くなっても、と。
そのカルダン、死んだ。享年98。


大晦日、フジの格闘技RIZIN、去年の大晦日にはプライベートジェットできたフロイド・メイウェザーにパンチ一発で沈んだ那須川天心、今日はムエタイの実力者を下していた。
大体去年のメイウェザーとの一戦がおかしかった。メイウェザー、2分少しで10億円のファイトマネーを持って帰った。実質上は出演料・ギャラだった。
今年のタイから来たムエタイの選手のファイトマネーはメイウェザーの千分の1にいくかどうかであろう。


途中からNHK紅白歌合戦を見た。何年ぶりかずいぶん久しぶり。
司会者や出てくる人が皆さんおしなべて「感動した」と言っているのに驚いた。
あれのどこが感動なんだ。一体全体「感動」って何なんだって考えたな。


新型コロナの今日の東京の感染者は1300人余、全国では4500人余らしい。
ひと月ほど前何かの折りに、その内東京の感染者は1日1000人を超え、全国では3、4000どころか5000人を超えるだろう、と記した。
私ばかりでなく誰でも分かることである。
分からないのは菅義偉とその取り巻きの連中のみ。
何で菅なんかが出てきたんだろう。二階の責任だな。
暫らく前の古い友人のメールに、トランプのことを聞かなくてよかったなと思っていたら、<日本ではもっと見たくない死んだ魚の眼が出てきて困っている>という一節があった。
確認したワケではないが、この<死んだ魚の眼>は菅義偉のことであろう。確かに言い得て妙。
早く退場してほしい。

年の瀬。

年の瀬となってしまった。
足の痺れや腰の痛みは、脊柱管狭窄症なので常時付きものなのだが、今月8日、ブログを記している途中で手や肩、身体中が痛くなってきて中断した。
2、3日経ったら復活しようと思っていた。しかし、その少し後からものが食べられなくなった。それまでもさしてものを食べない(食べられない)私の体重は50キロ弱であったが、その後5、6日の間に45キロとなった。
病院へ行くと酸素濃度が低いらしい。点滴をした看護婦は「本当はご飯が食べられればいいのですが、食べられなければ栄養機能食品がいろいろ出てますのでそれを飲んだらいいでしょう。マツキヨやウェルシアで売ってます」、と言う。で、近所のウェルシアで6大栄養素配合というメイバランスやジェル状のもの、プロテイン何々というものなどを買い、飲んだり食ったりしている。
60年の付きあいとなる男からは、「昔、母親が養命酒を飲むと食欲が出ると言っていた」とのメールがきたので、昨日、養命酒を買いに行き飲んでいる。いかにも薬の塊りという感じの養命酒、彼のご母堂のような効果があるかどうかは分からないが、暫らく試みてみるつもりである。
年の瀬であり、間もなくすぐ年が明ける。
昨日、ウェルシアで養命酒を買った折り、正月用にメイバランスその他の栄養機能食品を少しまとめて買ってきた。本当はお雑煮が食えれば一番いいのだが。
何とか早く元の体重50キロ弱に戻したい。
このところ46乃至46.5キロとなっている。が、50キロと45、6キロではまったく異なる。腕時計のベルト、一番小さくしてもグルッと回ってしまう。昔、結婚指輪を失くしてから代わりにつけていた指輪が、先日気がついたらなくなっていた。何日か後、カミさんが部屋の掃除をしていたら出てきた。が、またどこかへ行ってしまうかもしれない。
はっきり言って栄養失調状態。身長168センチで体重45、6キロ。ガリガリだ。何とか元の体重50キロ(それでも普通の人から見ればガリガリであろうが)を回復することを、年の瀬から年初、松の内にかけての目標とする。
ブログ、暫らく休んでいたが、復活再開する。
今日は、どうでもいいことを記してしまったが。
久しぶりの©向井万起男で、「ごめんなさいね」である。


この間、23日にはなかにし礼が死んだ。享年82。
満洲牡丹江からの引揚の様、以前記した覚えがある。


数日前のNHKノーナレに、間もなく82歳となるちばてつやが出ていた。
ちばてつや、暫らく前、平和祈念展示資料館のところでも触れたが、満洲奉天から引揚げた。


満洲からの引揚者、命ある者は80代が多くなっていく。