ヨコトリ2020(3) 発光と毒。

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学んで光を外に放つこと、それを「発光」とラクスのインド3人組は言う。ごくごく当たり前のことだな。
また、「毒」ということも述べている。世界に否応なく存在する毒と共生すること、と。毒との共生も日常茶飯事。
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アンティン・アンティン。
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深い発光。
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学んで光を外に放っている。
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分かるような分からないようなタイトルだが。
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これも同じ作家。
動物たちかと思ったら・・・
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何とサイボーグ。
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級長。
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デュオ杖。


『TIME』、「今年の世界で最も影響力のある100人」に昨年に続き2年連続での大坂なおみと共に、伊藤詩織を選んだ。開拓者として。
アメリカ政府はおかしいが、アメリカのメディアは理性を保っている。

ヨコトリ2020(2) インド出身3人組・ラクス。

横浜トリエンナーレ・ヨコトリ、2001年から始まり今回で7回目。
パンフにこうある。
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切れている右側は、「横浜から世界へ」とある。
ヨコトリ今回展のアーティスティック・ディレクターは、インド出身のアーティスト3人組「ラクス・メディア・コレクティヴ」。
ラクスってインドの3人組、何者なんだ。
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インド人って存在感あふれる面貌の持ち主が多く見られるが、このラクスの3人組も惚れ惚れする面貌。
9月8日付け朝日新聞朝刊文化・文芸面より複写した。
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ラクスって、スーフィーの旋舞なのか。
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ラクス、こう考えるそうだ。
ソースから5つのキーワードへ。
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作品の解説もこうと。
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昨日、ロバート・アンドリューの作品『つながりの啓示 nagula』の作品解説に、「こういうもの」と記した。
が、「こういうものって、お前どういうものだ」と思われた方も多くおられたであろう。分からないよ、という方が。
結論を言えば、分からなくていいのである。解らなくて。
「わからない」を楽しめばいいんだそうだ。
うちの孫坊主と同じく、「なんじゃこれっ」って思っていればいいんだ。
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岩井優の作品。
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岩井優《彗星たち》。
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インド人3人組・ラクスはこう考える。
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少し進む。
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タウス・マハチェヴァ《目標の定量的無限性》。
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ラクスの解説はこう。
また、朝日新聞編集委員・大西若人はこの作品についてこう記している。
<平均台や平行棒などの体操競技用具が並ぶ。ただし曲がっていたり、傾いていたり。競技不能に映り、延期された五輪を連想させる>、と。
いかにコロナ禍で追いつめられている紙媒体、新聞とはいえ、大朝日の編集委員がこの程度の文章しか書けないのか。情けない。

ヨコトリ2020(1) 来ることができた。最後だな。

3年経った。またヨコトリへ来ることができた。
前回、2017年の「流山子雑録」ヨコトリの記述の最後、こう記した。コピペする。
<ヨコトリ2017、これで終わる。
次回のヨコトリ、3年後。
次も来たいが、おそらくそれは難しかろう。>、と。
私自身の状態は3年前とはずいぶん変わったが、今回のヨコトリへ行くことができた。
今度こそ最後のヨコトリであろうが。
先週末の金曜日、2時に横浜美術館へ行った。
今回は新型コロナの影響で事前予約。面倒な手続きは、仲間内で最もしっかりしている小澤がすべてやってくれた。我々は美術館へ行けばいいだけ。
今までは桜木町から動く歩道でランドマークタワーへ入り、美術館まで10数分歩いていたが、今回は駅からタクシーで行った。が、タクシーが着いたのは裏口。係の人から表へまわってくれと言われた。オイオイ歩くのがきついからタクシーで来たのにそれはなかろう、中を通してくれ、と無理を言った。
杖をついたじじい、中を通してくれた。
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横浜美術館正面。
何か大きなカーテンのような後ろのものも、何らかの作品だろう。
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AFTERGLOW。
光りの破片をつかまえる。
分かっても分からなくても、どうでもいい。うちの孫坊主の口癖に「なんじゃこれっ」ってものがあるが、そのようなものであろう。
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35.9度から37.4度の間の人のみが入場可。
36.7度であった。私にしては高い方。
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入ってすぐ。デカい作品だ。
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ニック・ケイヴ、アフリカ系アメリカ人。
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「ガーデン・ウィンド・スピナー」というアメリカでよく見る庭用の飾りを、7500個使っているそうだ。7、800本のワイヤーに。
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白人警官に殺される黒人という、アメリカ社会の複雑な現実をも思わせる、とヨコトリのパンフに。
何処にって、こういうのはそう思ったところにあるんだ。
ピストルのガーデン・ウィンド・スピナーもあった。
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中へ入ろう。
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暗いな。
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見ている。
何かがあるんだ。
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ロバート・アンドリューの作品・《つながりの啓示 nagula》。
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こういうもの。


昨日、藤木孝が死んだことが小さく報じられた。
自死と。
藤木孝、私よりひとつ年上。同年配である。
すぐに思いだしたことがある。
篠田正浩の1964年の作品・『乾いた花』である。
冴子というキュートな匂いたつ少女を死へ追いやった、葉というヤク中の男を演じたのが藤木孝であった。藤木孝、23、4歳のころ。思いに残る。
以前、『乾いた花』に触れた「流山子雑録」をコピペする。
<1964年の加賀まりこを追った映画作家があと一人いる。
篠田正浩である。
この年、『乾いた花』を撮った。
原作は石原慎太郎。今、老残の身をさらしている石原慎太郎、この頃には瑞々しい作品を書いていた。『処刑の部屋』、『ヨットと少年』、この『乾いた花』も。
加賀まりこ、鉄火場に出入りする少女・冴子に扮した。キュートに匂い立つ。ムショ帰りの中年のヤクザ・村木には、池部良。そして、冴子を死に追いやる若い男・葉には、藤木孝。これもモノクロ。
何とも言えない映像であった。>
藤木孝の死、世間一般には小さな死である。
しかし、私にとっては加賀まりこと同じく、思いに残る名であった。

少数派。

好きじゃないなと思っていた菅義偉が総理大臣となり、ヤなやつだなと思っていた加藤勝信が官房長官となり、へーそういうものかと思っていたら、菅内閣の支持率、高いものらしい。
毎日新聞とJNNの世論調査で支持率64%、共同通信の調査では支持率66%である。第二次安倍政権発足時を遥かに超えるそうだ。
「国民のために働く」というのも受けているらしい(今までの内閣は国民のために働いていなかったみたいだが、そういうことを言っちゃいけない)、「秋田の農家の長男で云々」も国民の皆さんの心を捉えている模様。6割以上、国民の3人に2人が菅内閣を支持している。
「好きじゃない」なんて言っている私は少数派。時代遅れの少数派なのであろう。
それはそれでいい。
菅義偉なる男と私の間にクロスするところがまったくない。
今日は午前6時半から官邸敷地内を40分ほど散歩したそうだが、いつもは午前5時に起き、腹筋運動を100回やり、それから散歩を40分するらしい。ヒェー、驚いた。今日の私は6時ごろ目が覚めトイレに行った後、ビールを飲んでまた布団に入り、昼ごろに起きた。
実は、私は勝手に山田風太郎のことを師と仰いでいる。ま、そんなに大袈裟なものではないが。
山田風太郎は、朝遅く起き、昼ごろご馳走と共にウイスキーをボトル1/3飲む。
私は、風太郎先生のようなご馳走とはほど遠いものだが、昼過ぎ、目玉焼きとトマトぐらいでトースト1枚を食う。
菅義偉、酒も飲まないそうだ。山田風太郎とは真逆じゃないか。私とも真逆である。少数派であるのも当然だ。
ひとつだけクロスするものがあった。海外旅行が趣味のひとつだそうだ。年を取り行かなくなったが、私も海外旅行が好きだった。仕事をしていたころ、5月の連休やお盆休みや正月休み、ともかくどこかへ行っていた。菅義偉もそうであったか、以外な感じである。
が、考えられることがある。
貧乏人であった私は、自ら金を稼ぎ海外へ行った。秋田の農家の・・・の菅義偉も、自らの才覚で海外へ行っていたのであろう。金持ちのボンボンは苦労などしなくとも海外へ行けていたのだから。
菅義偉、法政大学出身初の総理大臣だそうだ。秋田から東京へ出てきて、自ら働いて法政へ入ったらしい。
大学というもの幾つあるのか知らないが、法政は明治や日大、拓大、専修などと共に何となしに好きな学校である。
法政初の総理大臣誕生について、法政大学総長・田中優子がどのようなことを述べているのか、興味を持った。
が、田中優子のコメントを得ることはできなかった。

ずいぶん気を遣ってんな。

歴代最長の安倍内閣が今日辞職し、菅内閣ができた。
菅義偉、今日も「秋田の農家の長男・・・」と言っている。地盤も看板も鞄もないところから這いあがっていった、ということを印象づけている模様。しかし、自らとは真逆な地盤、看板、鞄を持って生まれた連中を多く閣内に取りいれた。
自らが秘書を務めた小此木彦三郎の息子の小此木八郎、師と仰いだ梶山静六の息子である梶山弘志、安倍晋三の弟の岸信夫、菅義偉、ずいぶん気を遣ってんだ。
他にも多くの地盤、看板、鞄を持って生まれた男を大臣とした。田村元の後を継いだ田村憲久、麻生太郎など麻生太賀吉の息子だが、それ以上に吉田茂の孫、小泉進次郎は小泉純一郎の息子でじいさんは小泉純也、河野太郎は河野洋平の息子で河野一郎の孫。
中でもヤなのは、加藤六月の娘婿の加藤勝信。地盤、看板、鞄を引き継ぐために加藤六月の娘と結婚したようなもの。加藤六月の長女と結婚するつもりであったが、長女がイヤだと言ったので次女と結婚したらしい。そんなことがあるのかと思うが、あるらしい。
菅義偉、その加藤勝信を官房長官に持ってきた。
実は、そうならなきゃいいな、と思っていたのだが、そうなってしまった。
菅義偉、熟慮を重ね、あちこちずいぶん気を遣って組閣したらしい。20人の閣僚の内、3割以上は地盤、看板、鞄を持って生まれてきた連中。ご苦労さまなことである。


隠棲者の私には、菅義偉が言う「Go To」がどうとか、縦割りがどうとか、携帯の料金がどうとか、というようなことはどうでもいいこと、些細なことのように思える。今までにも記したように、私は菅義偉が好きじゃない。
私の従妹にJという女がいる。昔、立命館で暴れていたらしい。70を超えているが、今もってバリバリの反体制派。時折りメールを交わしている。
先日、<トランプや習近平はもちろんのこと、最近では菅義偉と香港の行政長官・林鄭月娥、このふたりが嫌いで嫌いで仕方ない。>とメールしたら、今日、それに首肯した後、<他に嫌いな人をいろいろ考えましたが、どういうわけか、この2人に匹敵する嫌な人を思い浮かべることはできませんでした。>、と記されたメールが返って来た。
そうだよな。
が、NHKはじめ電波媒体は菅政権の船出をヨイショ、下支えしている。菅義偉その人をも。
まあ、それは常のこと。体制には何気なさげに組みしろ、これが鉄則であろうから。NHKの政治記者など、ほぼすべてにそれが透けて見える。
それはそれでいいとして・・・
トランプや習近平、プーチン、文在寅や金正恩、さらにはメルケルやマクロン、ジョンソンたちとどうわたりあっていくか、さしあたりは年末のG7だな。


オッとひとつ、忘れるところであった。菅義偉の組閣で。
平沢勝栄が入閣した。初入閣だそうだ。
平沢勝栄の政治信条は知らない。どうでもいい。学生時代、安倍晋三の家庭教師をし、75歳になった平沢勝栄の初入閣、ただどこかホッとする。
                                                         

団子7兄弟。

秋場所3日目にして、役力士で3戦全勝は正代のみ。
平幕力士も含め団子状態である。
おそらく終盤には優勝ラインは12、3勝に下がり、場合によっては11勝なんてことになり、5、6人、場合によっては7人程度の力士がせめぎ合っているかもしれない。
団子7兄弟である。
こうなったのも、すべてはこの男のせい。出場者中最高位でありながら連敗している朝乃山である。
ともかく自信なさげな顔つき。
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今日の東方土俵入り。
右から大栄翔、正代、そして朝乃山。朝乃山、目を下に落とし土俵を回る。
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結びの一番、朝乃山と照ノ富士の一番。
共に2連敗。場所前には考えられなかった展開だ。
土俵下、控えに座っている時から朝乃山の表情は硬かった。
ゆとりがない。どこか思いつめているようにも見えた。
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朝乃山、立ち合いは悪くなかった。
左右二本差し、照ノ富士を土俵際まで追いつめた。が、照ノ富士に左上手を取られる。こうなると照ノ富士は強い。
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押し返され、上手から振られる。
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朝乃山、横転土俵へ落ちる。
何と、朝乃山初日から3連敗となる。場所前には、好角家の誰もが考えもしなかった。
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初日と同じく朝乃山、土俵の沙を背中につけて花道を下がる。
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今日までの星取。
上位陣で3日目まで全勝は、正代、霧馬山、妙義龍のみ。御嶽海と貴景勝は共に引いて墓穴を掘った。
霧馬山は渋い。もう盛りは過ぎている妙義龍、どうしてどうして名人相撲、技能相撲を見せている。玉鷲や高安にもチャンスはある。
両横綱が不在、なおかつ、朝乃山がこのような有り様。秋場所、団子状態で終盤を迎えるであろう。
団子7兄弟状態で。

久しぶりの外出。

久しぶりに病院へ行った。外出自体、久しぶり。
病院の後、飯を食った。朝から腹具合が悪かったので、熱燗一本とそばのみ。
たまに行く店だが、私以外客はいなかった。40席少しある中規模の店で、テーブルをひとつおきにバッテンにしている。しかし、バッテンの必要などまったくない状況。
その後、映画を見に行こうと思ったが、スマホで調べるとこれはという作品の時間が合わない。仕方ない。飯屋で1時間ばかり本を読んだ。
2年ばかり前からたまに行っている店なので、店も別にイヤな顔もしない。都合1時間半ほどその店にいたが、客は誰ひとり入ってこなかった。
やせ我慢の時代なんだろう。
秋場所二日目の相撲中継も見なかった。
帰ってくると、今場所出場者最高位の朝乃山が連敗していた。


菅義偉、自民党総裁に。